石川県金沢市池田町で気密測定 2021/07/27
稜です。
7月27日は石川県金沢市池田町で
トラスト住建㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
光の差し込む明るい室内。
室内を見ているとFOボードが置いてありました。
トラスト住建㈱さまでは
当社のFOボードを使っていただいています。
屋根・壁・床の断熱材は
アイシネンのウレタン吹付となっていました。
サッシはリクシルのサーモスXです。
それではチェックしていきます。
サッシ枠はコーキングで気密処理。
柱と床のジョイント部分は
しっかりとテーピングしてあります。
基礎と土台の取り合いは
ウレタンが吹いてありますね。
梁のボルト穴やホールダウン金物も
ちゃんと気密処理してありました。
配管まわりは…おっと。
少しコーキングが切れていますね。
こういったところも油断できません。
監督さんがしっかりとコーキングを
打ってくださいました。
チェックも終わりましたので
測定に移ります。
気になる結果は…
C値=0.19cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善作業を開始します。
二階の入角部分から少し漏気があったので
ウレタンで気密処理。
監督さんが雲筋交い付近から
漏気を感じるということで、
穴を埋めてくださいました。
気密テープが切れてしまっているところを発見。
コーキングを打ち込んだ後に
指でなぞることでピッチリと処理をします。
柱とボードからかすかに光が見えます。
上からテープを貼ってしっかりと処理をしました。
それでは再度、測定をはじめます。
結果は…
C値=0.18cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA(家全体の隙間面積)が
26cm2 → 24cm2
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.46 → 1.38
と改善されました。
C値0.1を目指していたそうで
監督さんも少し残念がっていました。
頑張って改善作業をして
結果があまり付いてこない時に、
工務店さんが残念そうにしていると
こちらも悔しい気持ちになります。
いい家をお客様に届けたいという
工務店さんの気持ちに応えられるよう、
精進していきたいです。