石川県白山市湊町で気密測定 2021/07/09
おはようございます
健太郎です。
7月9日は 石川県白山市湊町で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
この現場は平屋になります。
天井が高く、勾配天井の仕様。
南側の大開口サッシから
明るい日差しが差し込んでいました。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りは高性能気密テープの
ユラソールで気密処理されていました。
断熱材は天井がサーモウール(羊毛)。
壁の断熱材はパワーマックス。
その断熱材をタイベックスマート
(調湿機能付き気密シート)に充填。
シートのジョイントは
ユラソールにて気密処理。
お風呂周りのスタイロフォームは
ユラソールとウレタンで気密処理。
玄関ドア周りも
ユラソール。
床の気密は大引き間の
断熱ラインで取ってあり
柱周りはウレタンで気密処理。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに ...。
C値 = 0.19cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
玄関ドアの下端から微細な漏気。
ウレタンで埋めました。
玄関土間の入隅からも
少し漏気あり。
ここもウレタン。
電気配線周りを
ウレタンで気密強化。
電気の引き込み配管内に
ウレタンを充填。
監督の浅加さんは
気密処理のスピードが早い!!
床の剛床のジョイントから
微細な気密漏れ。
ここには気密テープを貼りました。
ここは和室でしょうか。
1段下がったところにホゾ穴。
そこから少し漏気あり。
気密テープで押さえました。
さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.18cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
22cm2 → 21cm2 と
1cm2 改善しました。
これだけ(約1時間)やって
1cm2改善と厳しいのが現実です。
写真は大工さんの
移動式クーラー。
ちゃんと窓に取り付けるための
パーツも付属しており本格的。
気密が良いためか、これ1台で
とても涼しい現場でした(^^♪