福井県坂井市三国町で気密測定 2021/08/05
稜です。
8月5日は福井県坂井市三国町で
日の丸工務店さまの現場の
気密測定を行いました。
中はしっかりと清掃されていました。
それではチェックしていきます。
壁はネオマフォームで断熱してあり、
取り合いにコーキングをピッチリと打つことで
気密を取っています。
天井はウレタン吹き付け断熱と
なっていました。
サッシはYKK APW430。
樹脂トリプル仕様のサッシですね。
枠のジョイント部分は
コーキングで丁寧に
気密処理してありました。
床と壁の取り合いや
玄関付近などもしっかりと
コーキングで気密処理されています。
それでは測定に移ります。
気になる結果は…
C値=0.10cm2/m2の超高気密でした。
C値改善作業(隙間埋め)をはじめます。
玄関ドアの隅から少し漏気が
あったようです。
玄関の付近は漏れやすいポイントが
多いので要注意ですね。
パッと見で漏れないだろうと
思っていても、
実際に機器で圧力をかけてみないと
わからないことがあります。
大工さんがしっかりと
気密処理をしてくださいました。
筋交いから漏気を感じる箇所が
あったので、ウレタンで気密処理。
他にも火打ちや
天井の縁から漏れていたので
処理していただきました。
ひと通り確認したのち、
再度測定をはじめます。
結果は…
C値=0.086cm2/m2の
ウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
14cm2 → 11cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.20 → 1.02
と改善されました。
この結果に大工さんたちも
とても喜んでいました。
今回の結果は、日の丸工務店さまの
最高記録となるそうです。
n値も良くなっていますので
素晴らしいですね。
引き違いサッシがいくつか有り
少し漏気を感じたのですが、
それでこの結果は驚きです。
気密が改善されて、
工務店さんやお施主さまが
喜んでいる姿を見ると
こちらも嬉しくなっちゃいますね。