富山県射水市片口で気密測定 2021/07/14
おはようございます
健太郎です。
７月１４日は 富山県射水市片口で
㈱作造さまの現場の気密測定を
行いました。
現場はきれいに清掃されており
ボードを貼る準備を
されていました。
ここはパネル工法。（プレウォール工法）
壁の断熱材はネオマフォーム。
屋根はウレタン吹付断熱になります。
パネルは内側、外側の両方から
気密テープを貼った気密処理。
やっぱりダブルだと安心できます。
金属の火打ちの根元に
ウレタンが吹かれており
梁を固定するピンには上から
気密テープが貼られていました。
ここは床断熱（床下が外扱い）の現場。
剛床のジョイントは気密テープに
より気密処理。
柱周りはウレタンにより
気密処理。
ビルトインガレージ付きで
注意するのは断熱ラインの気密。
外部収納の天井に
気密処理のない箇所を発見。
大工さんに施工して頂きました。
玄関はきれいに清掃されており
人工芝が引いてありました。
なかなか珍しいことで
清潔感がありますね。
工事中でははじめて見たかも。
玄関周りは基礎と土台の取り合い
部分を気密テープで気密処理。
土台の接手部分はウレタンを
吹いてから気密テープ。
なかなか凝っています。
部屋の入隅をよく見ると
コーキングが入れてありました。
やりますね大工さん。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに ．．．。
Ｃ値 ＝ ０.３４cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
それではＣ値改善（隙間埋め作業）を
開始します。
まずはホールダウン金物周りを
ウレタンで気密処理。
ユニットバス下の
給湯給水の配管周りから
微細な漏気あり。
ウレタンを注入して
漏れを止めました。
同じくお風呂周りの
ネオマフォームと床の
取り合い部分から漏気。
ここにもウレタンを注入しました。
ガレージに繋がる扉の
下端から漏気あり。
ここの漏気がなかなか止まらず
時間をかけて隙間を埋めました。
最後に．．．
1段下がった畳の周りと
毎度おなじみの
床と柱の取り合い部分に
ウレタンを入れて気密処理。
さてさて、Ｃ値改善後の
測定結果はいかに．．．。
Ｃ値 ＝ ０.３２cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
Ｃ値改善を頑張った監督さんは
良くなった気密に喜ばれていました。
今回のＣ値改善に
αＡ（家全体の隙間面積）は
５５cm2 → ５２cm2 と
３cm2 の隙間が埋まりました。
ｎ値（隙間特性値 範囲1～2）は
1.28 → 1.27 と微妙に改善。
清掃された現場。
人工芝が敷かれた玄関。
気持ち良く仕事をするための
環境づくりがすばらしいものでした。
完成気密が楽しみです(^^♪