岐阜県岐阜市西中島で気密測定 2021/08/06

おはようございます
健太郎です。

8月6日は 岐阜県岐阜市西中島で
㈱渡辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定を行いました。

現場は南側の大型サッシから
朝日が差し込んでいました。

筋違いが多く
耐震性能にも
注力されている模様。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りはコーキングと
ウレタンにより気密処理されていました。

断熱材は屋根・壁ともに
硬質ウレタン。

さて今回は測定前に
窓周りの気密処理を行います。

このように窓周りの
木材のジョイント部に
気密テープを貼りました。

窓の数だけあるので
通常時間がかかりますが
6人で施工したため
30分くらいで終わりました。

その後、柱と床の取り合い
部分にウレタンを注入。
毎度、おなじみの気密処理です。

梁まわりの隙間が
気になったため予防で
ウレタンを入れました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
始めます。

 

玄関ドア周りはウレタンと
コーキングで気密処理されていましたが
その上から気密テープを追加。

間柱のジョイント部分に
気密テープを貼りました。

家の入隅は漏気しやすいため
1階、2階とも気密テープで
押さえました。

ちょっと引き違い窓が
多いですね。
使い勝手が良いので
仕方がないですが。

レールからの漏気量が
少し多い感じ。
なんとかこらえてくれ~。

 

さてさて、C値改善後の
測定結果は...。

C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

測定結果に 渡邉社長は 微量ですが
気密が落ちたことにショックを
受けていました。

 

C値改善前の
αA(家全体の隙間面積)が18cm2。
なぜか改善後が19cm2。
1cm2 ダウンです。

これはたまにあるのですが
今回のC値改善では実際に隙間を
埋めたと思います。

ただし、サッシのレールなどの
隙間は埋まっていないため
そんな漏気しやすいところから
改善前より多めに空気が入って
きていると考えられます。

「みんなでC値改善を頑張ったのに
 気密が落ちるってどうよ!」

 

私もそう思いますが気密測定器は
漏気量から隙間を読み取るため
起こり得る事実。

 

完成ではサッシ調整もしっかりして
リベンジしたいです。

気密測定

Posted by fok-rs