福井県福井市グリーンハイツで気密測定 2021/09/03
稜です。
9月3日は福井県福井市グリーンハイツで
㈱中広地所さまの現場の
気密測定を行いました。
並んだサッシから差す光で
明るい室内となっています。
この現場はプレウォール工法と
なっています。
天井はネオマフォームに
ウレタンを吹き付けた付加断熱仕様。
このグラスウールを階間に入れることで
足音などを吸音してくれます。
サッシはYKK APW330。
樹脂サッシのペアガラスです。
チェックをしていきます。
サッシまわりには綺麗に
コーキングが入っています。
柱まわり等にもこれまた綺麗に
コーキングが入っています。
こういった丁寧な施工が
良い気密に繋がっているんですよね。
ユニットバスの配管のまわりも
ピッチリとコーキングが
打ちこまれています。
それでは測定に移ります。
気になる結果は…
C値=0.12cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
既にとても良い気密なのですが、
いくつかある引き違いサッシからの
漏気が気になりましたので、
閉め直してパッキンの当たりを
調整して再度測定してみます。
その結果…
C値=0.11cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
16cm2 → 14cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.20 → 1.14
と改善されました。
αA (家全体の隙間面積)が
2cmも良くなったという結果に、
監督さんも驚かれていました。
サッシを閉め直したことで
パッキンの当たりが良くなり、
空いていた隙間が小さくなって
その分漏気が減ったんですね。
それでも完全に漏気が無くなった
というわけではありませんので、
やはり引き違いサッシが
気密に与える影響は
大きいということなんでしょう。