石川県小松市符津町で気密測定 2021/11/01
稜です。
11月1日は石川県小松市符津町で
㈲アルクモリさまの現場の
気密測定を行いました。
こちらは店舗の入り口のようですね。
今回測定する対象は居住スペースのみ
となっております。
玄関は引き戸のようです。
中に上がります。
断熱材は屋根・壁・床ともに
FPウレタン断熱パネル。
取り合いにテープを貼って
気密処理されています。
サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。
チェックしていきます。
サッシ周りはコーキングで
気密処理されています。
隅に見えているスポンジは
気密材でしょうか。
柱周りや配管、スリーブの貫通部は
綺麗にコーキングが入っています。
チェックが終わりましたので、
測定に移ります。
気になる結果は…
C値=0.22cm2/m2の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
C値改善作業(隙間埋め)をはじめます。
玄関下端から漏気がありましたので、
ウレタンでしっかりと
気密処理していただきました。
天井点検口の上部。
ここだけ構造が少し違うようです。
漏気が感じられましたので、
養生テープで目張りをします。
それでは再度測定に移ります。
結果は…
C値=0.20cm2/m2の超高気密。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA(家全体の隙間面積)が
25cm2 → 23cm2
と改善されました。
玄関引き戸からの漏気を
確認するために、
目張りをして測定をしてみます。
(あくまで確認ですので、正式な測定結果とはなりません。)
C値=0.17cm2/m2の超高気密。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA(家全体の隙間面積)が
23cm2 → 20cm2 に。
この結果に、
社長は納得されたご様子でした。
引き戸で 3cm2 分しか
隙間が無いというのは、
かなり優秀ではないかと思います。
隙間の大きいものだと、
引き戸だけで 20cm2 ぐらい
あったりしますからね。
完成気密も測定するとのことで、
今から楽しみです。