石川県金沢市窪で気密測定 2021/10/21
あけまして
おめでとうございます。
健太郎です。
今年も『暖かい家づくりのお手伝い』として
気密を上げるための測定をバリバリ行います。
ご贔屓のほどよろしくお願いします。
１０月２１日は 石川県金沢市窪で
でざいんこま さまの現場の
気密測定を行いました。
軒が深い設計です。
筋交いを多く入れ
吹き抜けのある広いリビングを実現。
断熱材は屋根・壁ともに
アイシンネンのウレタン吹付断熱。
サッシはリクシルのエルスターＸ。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りはコーキングで
気密処理。
2階の窓から見た景色。
ここは高台なので金沢の町並みが
きれいに眺望できます。
玄関ドアは木製で
スニッカルペール。
木製の玄関ドアの中で
気密性が秀逸なモノです。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに．．．。
Ｃ値 ＝ ０.１２cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
それではＣ値改善（隙間埋め作業）を
開始します。
ここは基礎断熱（床下が室内扱い）の現場。
基礎と土台の取り合いにウレタンを
吹いて気密処理。
吹き抜け上空の窓周り。
木材のジョイントから
微細な漏気あり。
ウレタンを入れました。
ここは換気の配管周り。
狭い隙間にウレタンを注入。
他の配管周りからも
漏気があるようです。
配管周りを徹底してチェックし
気密処理しました。
ここは玄関ドアの下端。
木材の隙間から漏気あり。
気密テープで押さえました。
筋交いの取り合いも
注意が必要です。
隙間にウレタンを注入しました。
おっと…
掃き出し窓の一部に
気密処理してない箇所を発見。
大きな窓の気密処理は
効果が高いので是非やってほしい。
さて、Ｃ値改善後の
測定結果は．．．。
Ｃ値 ＝ ０.０９４cm2/m2 のウルトラ気密（0.1cm2/m2以下）でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に でざいんこまの 小松社長は
とても喜び、指差し確認されていました。
今回のＣ値改善により
αＡ（家全体の隙間面積）は
１７cm2 → １３cm2 と
４cm2 の隙間が埋まりました。
ｎ値（隙間特性値 範囲1～2）は
1.30 → 1.09 と隙間風が入りにくい
特性に大幅に改善。
この現場は基礎が全面スラブ断熱で
床下エアコンの仕様。
真冬でも ぽかぽかになること
間違いないでしょうね(^^♪