富山県小矢部市泉町で気密測定

おはようございます
健太郎です。

4月7日は 富山県小矢部市泉町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

柱、筋交いが
めちゃ入った現場。

リビングには大きな
吹き抜けがある仕様。

 

2階の窓から光が
差し込んでいました。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

外壁はフェノバボードを
貼った付加断熱仕様。

 

コンセプトさまでは
断熱もこだわるお施主さまが多く
付加断熱仕様を選択されます。

サッシ屋さんがサッシ本来の
気密性能を引き出すために
調整されています。

 

突き詰めた気密施工をしていくと
窓からの微細な漏気が
気になります。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

 

サッシ周りは気密テープで
気密処理。

ここは床断熱の仕様(床下が外扱い)。
剛床の取り合い、柱の立ち上がりを
気密テープにより気密処理。

伝い漏れする可能性がある
柱・間柱と床の取り合いは
気密テープを施工。

 

よく見ると壁と床の取り合いに
ウレタンが吹かれていました。
しかも、家1周の施工(^^♪

床を貫く給湯給水の配管
まわりはコーキングで気密処理。

 

配管って少し動かすと
コーキングが切れやすい。
追いコーキングでヘラを使い
隙間を埋められてました。

ユニットバス下の
給湯給水の配管。
漏れやすいのは配管の下。

 

漏気チェックしたら漏れがあったため
ウレタンを注入してもらいました。

どこの取り合いが
分かりますか?

ここは下屋部分。
梁にかかる面材との取り合いです。

 

マニアックな気密箇所ですが
伝い漏れする可能性があるので
吹いてもらいました。

親方が頑張ってます。
窓周り?

 

ちょっとここも
マニアックな箇所です。

たしかに窓周りですが
柱と間柱の取り合い部分。

 

木と木の取り合いは
疑った方がよいです。

最後に梁と梁の
接合部に気密テープを
貼りました。

 

さて、気になる気密測定の
結果はいかに…。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…
C値 = 0.038cm2/m2 のウルトラ気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さま夫婦はとても喜び
結果を指さし確認。

 

αA(家全体の隙間面積)は
6cm2(3×2cm)。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.06 と隙間風がとても入り難い値。

いつも感じることですが
良い気密を生み出すのは
やはり人ですね。

 

家づくりに対する
並々ならぬ拘りを感じた
現場でした(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs