福井県坂井市坂井町で気密測定

稜です。

5月25日は福井県坂井市坂井町で
㈱モジュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。

屋根と壁は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。

チェックしていきます。
サッシ周りの気密処理は
ウレタンでしてありますね。

お風呂周りは、
断熱材の取り合いに
ウレタンを吹き付けてあります。

基礎の配管貫通部は
ウレタンで気密処理。

こちらは基礎に付いたダンパー。
基礎断熱の現場は
基本的に穴を残したりしませんが、
これを開閉することで
基礎内を通気させて
湿気を逃がすことが出来ます。

ダンパーの周りに
隙間がありましたので、
取り合いをウレタンで
気密処理しました。

チェックが終わりましたので、
測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.081cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

既にとても良い気密ですが、
C値改善作業(隙間埋め)
をします。
玄関下端の工事用配線を
通しているスペース。
光が見えますね。

これに関しては、
後でしっかりと埋め直す
箇所ではありますが、
現場の気密をしっかりと測定する
ためにも埋める必要があります。
ウレタンで光が見えないように、
埋めてしまいます。

木と木の継ぎ目です。
手を近づけてみると、
漏気していました。

こちらもウレタンで
気密処理をします。
目で見ただけでは
漏気しているのか分からないので、
実際に手で確認するのが大事ですね。

C値=0.067cm2/m2の
ウルトラ気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
12cm2 → 10cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.14 → 1.09
となっています。

この結果に、
立ち合いされた社長は
満足しているご様子でした。

 

αA (家全体の隙間面積)は
2cm2の改善ではありますが、
C値=0.067cm2/m2。
本当に素晴らしい気密です。

床と柱、土台や胴差しの取り合い。
ここが意外と漏気する溝。
現場で確認してみると、
既に気密処理してありました。

 

こういった一つ一つの
丁寧な気密処理が、
気密を確保する上で
とても大切なんですね。
㈱モジュールホームさま、
関わっている業者さん方の
丁寧な施工から、
良いお家が生まれるのですね。

気密測定

Posted by fok-rs