石川県かほく市大崎で気密測定 2022/07/21
おはようございます
健太郎です。
7月21日は 石川県かほく市大崎で
ハンズスタイル㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
現場はハンズスタイルさまが
得意とする 2階リビングの設計。
勾配天井の天井高で
開放的な空間。
大開口の掃き出し窓から
大きなバルコニーに出られます。
バルコニーは半分くらい
屋根がある模様。
人目を気にせずバーベキューが
楽しめそうです(^^)/
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りは気密テープに
より気密処理されていました。
断熱材は天井がサーモウール(羊毛)。
壁の断熱材はパワーマックス。
それらの断熱材を
タイベックスマート(気密シート)に
充填して気密処理。
換気システムはジェイベックの
セントラル換気のグリーンファン。
壁付け設置で掃除や
メンテナンスが楽ちんです。
配管類の気密処理が
すごく丁寧。
配管1本1本にスペースを取り
コーキングで気密処理。
玄関周りは基礎と土台を覆うように
ユラソール(気密テープ)で気密処理。
この気密処理は天井(2階の床)と
梁の取り合い。
ウレタンで気密処理されており
縦の返しもありました。
これは梁と床の間の
伝い漏れを防ぐ処置。
高い気密レベルの現場では
必須?とも言えるくらい
よく見かけます。
それでは …
測定前に測定器で減圧して
C値改善(隙間埋め作業)を開始します。
玄関ドアと土台の
取り合いから漏気あり。
気密テープで押さえました。
稜(息子)がマトリクスの
ポーズで気密処理しています。
玄関框の継ぎ目から
漏気があった模様。
玄関ドアの配線回りに
ウレタンを吹いて気密強化。
柱周りはテープで気密処理
されていましたが
ウレタンを吹きました。
エアコン用のスリーブまわりを
ウレタンで気密強化。
エアコンを付けるか?迷う場合は
先行配管でスリーブ(筒)を
入れることをお勧めします。
スリーブを入れない場合
家電量販店さんのエアコン工事で
気密が悪くなることがあります。
壁の中の内情を知らず
ホールソー等で壁に穴を開けて
配管を通しますので…。
ご注意ください。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定結果に監督さんは
「がんばり過ぎました。
気密のハードルを上げる
つもりはないのに…」と
喜ばれて?いました。
αA(家全体の隙間面積)は
15cm2(3×5cm)。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.25。
気密シート貼りの仕様で
0.12cm2/m2 は かなりのスペック。
完成気密とバルコニーの仕上がりが
楽しみです(^^♪