富山県富山市婦中町田島で気密測定

稜です。

8月31日は富山県富山市婦中町田島で
㈱タカシマ家工房さまの現場の
気密測定を行いました。

中に上がります。
天井は既にボードが
貼ってある状態のようですね。

屋根・壁の断熱材は、
ボード状断熱材の
ネオマフォームとなっています。

サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。
掃き出し窓は開放的な3連サッシ
となっているようですね。

チェックしていきます。
サッシ周りはウレタンで
気密処理してあります。

断熱材を貫通している
スリーブ管の周りも、
ウレタンで気密処理してありますね。

パネルと柱や梁のジョイント、
屋根の断熱材の取り合いが
丁寧にテープで気密処理
されています。
外側からもテープを貼って
気密処理しているとの事。
素晴らしいですね。

屋根部分の断熱材の取り合いで、
テープが貼られていない
箇所が1つだけありました。

テープを貼って気密処理をします。
伝い漏れなどしてしまう
可能性もありますので、
念には念を入れた方が良いですね。

基礎の配管貫通部です。
現場は基礎断熱ですので、
こちらは気密処理する必要があります。
ウレタンが吹きつけてありますが、
奥の方まで見えないので
隙間の有無の確認が難しいですね。

確認を後回しにして、
とりあえず一度測定をしてみます。
気になる結果は…

C値=0.31cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をします。
先程気になっていた基礎貫通部を
ウレタンで気密処理します。
隙間の有無は分かりませんが、
吹き付けておいて損は無いので
不安に思ったら吹きましょう。

玄関の土台と基礎の取り合いから
一部漏気しているようですね。

ウレタンで気密処理します。
ピッチリ隙間が無いように見えても、
どこからか伝い漏れしてしまう
可能性がありますので、
注意して気密処理したいですね。
ウレタンでもコーキングでも、
粘着性が高いならテープでも大丈夫です。

エアコンの配管の通り道。
隙間がウレタンで埋めてありますが、
ちょっとだけ隙間がありますね。

隙間があっても、
奥の方がちゃんと埋まっていて
漏気していない場合もありますが、
手を近づけて確認すると分かります。
ウレタンで隙間を埋めました。

 

それでは再度測定を始めます。
気になる結果は…

C値=0.27cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
51cm2 → 44cm2
となっています。

この結果に、
立ち合いされた設計士さんは
納得されたご様子でした。

 

今回はほとんど天井にボードが
貼ってある状態でしたので、
確認できていない箇所が
結構ありました。

 

中間気密測定では、
隙間の有無をチェック出来る
気密改善の絶好のタイミングなので、
全体の確認が出来ると良いですね。

 

初めての気密測定との事ですが、
素晴らしい気密。
今後の測定も楽しみです。

気密測定

Posted by fok-rs