石川県金沢市沖町で気密測定 2022/09/01

おはようございます
健太郎です。

9月1日は 石川県金沢市沖町で
㈱設計木花家さまの現場の
気密測定を行いました。

玄関ドアは片引き戸の
エルムーブ(リクシル)。

 

最近、片引き戸の採用が
増えていると感じます。

現場は 南面に大開口の
サッシを配置した設計。

そのサッシの採光により
室内はかなり明るかったです。

サッシはリクシルのEW。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りはコーキングに
より気密処理。

 

コーキングが透明で見難いですが
窓枠にもしっかり入っていました。

断熱材は屋根、壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

天井下地から上は
かなりウレタンが吹かれています。
気密、断熱ともに効果がありそうです。

小屋裏は勾配天井の仕様に
なっていました。

屋根のウレタンが ほぼカット
されてないので助かります。

 

勾配天井でウレタンがカット
されている場合、漏気するケースが
あるので注意が必要です。

さてさて、測定前に
漏気チェックしていきます。

 

気になっていた玄関の
片引き戸から少し漏気がありました。

 

開き戸と比べると構造上
漏気量が多くなります。
使い勝手が良いので仕方ないですね。

おっと、薪ストーブを
採用した現場でした。

 

漏気チェックを行いましたが
漏れなし。

ここは基礎断熱の仕様(床下が室内扱い)。
外周部に面する箇所を攻めます。

 

間仕切り壁の筋交いまわりに
ウレタンを充填。

窓周りに近い柱周りに
ウレタンを充填。

 

ここにウレタンを吹きすぎると
大工さんに怒られちゃうので
必要最低限のみです(^^♪

あとは 定番の部屋の
入隅にウレタンを充填。

 

木と木の突合せは経験上
裏側に気道を生みやすいです。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.079cm2/m2 の超々高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定に立ち合いされたお施主さまは
とても喜び、グッドポーズ。

 

カッコいいポージング。
腰が入っていて素敵です ♪

片引き戸のエルムーブから
漏気があったにもかかわらず
0.079cm2/m2は かなりの気密スペック。

 

ここは 薪ストーブ&床下エアコンの仕様。
完成気密が楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs