富山県高岡市和田上町で気密測定 2022/10/04
おはようございます
健太郎です。
10月4日は 富山県高岡市和田上町で
山田建創㈱さまの現場の気密測定を
行いました。
現場は 吹き抜けがある設計で
吹き抜け部分に足場が組まれていました。
断熱材は 屋根、壁ともに
ウレタン吹付断熱。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはコーキングで
気密処理。
窓枠のジョイント部分にも
コーキングが入っていました。
監督さんが剛床のジョイントに
気密テープを貼られていました。
現場は床暖熱の仕様なので
断熱ラインか、剛床のジョイント部分で
気密処理が必要になります。
柱の立ち上がりは
気密テープで気密処理。
テープの処理が丁寧でした。
玄関周りには気密パッキンが
使用されており
基礎と土台の間の
気密パッキンが寒天のように
コーキングで埋まってました。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.16cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
実は足場の養生の下が
気密処理されていませんでした。
気密テープとコーキングで気密処理。
寒天のようにコーキングが
入った玄関まわりでしたが
入隅から漏気あり。
コーキングを入れてもらいました。
梁と2階の床の取り合いを
気密処理されているのは山田社長。
フットワークが軽く
的確にコーキングを
入れられてます。
コーキングを打ったあとは
ヘラで押さえ処理されてました。
監督さんは 梁と柱の取り合いや
筋交い周りを攻めてました。
もちろん、ヘラで押さえて
処理されてました。
皆さん、なかなか解られてます。
山田社長から
「この他に気密が効く箇所ありますか?」と
はじめて聞かれましたので
『床と柱の取り合い』の気密処理を
お勧めしました。
気密を理解された方たちなので
作業に迷いや無駄がなくスピーディ。
なかなかの作業量でしたが
小一時間で終わりました。
さてさて、気になる
C値改善後の結果は ...。
C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
気密処理を頑張られた
山田社長と監督さんは笑顔で
結果を確認されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
22cm2 → 15cm2 と
7cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.33 → 1.12 と隙間風が入りにくい
特性に大きく改善。
吹き抜けが大きい現場でしたが
温度ムラが少ない家になりそうですね。
完成気密が楽しみです(^^♪