富山県富山市婦中町で気密測定 2022/11/01
おはようございます
健太郎です。
11月1日は富山県富山市婦中町で
すぎはら建築工房さまの現場の
気密測定を行いました。
現場は断熱材のグラスウールを
壁に充填している最中。
掃き出し窓から手入れされた
庭木を眺められました。
断熱材は屋根・壁ともに
アクリアウール。
チクチクしない生の
グラスウールです。
外壁にはフェノバボードを
貼った付加断熱仕様。
防水シートに隠れて見えませんが…。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはウレタンで
気密処理されていました。
ここは基礎断熱の仕様。
基礎に貼られた断熱材は
ミラーフォーム。
断熱材のジョイント部分、
土台と断熱材の取り合いは
ウレタンで気密処理。
屋根の断熱材は充填前。
要所要所にウレタンで
気密処理されてました。
下屋に貼られた面材。
吉野石膏のEXハイパー。
面材として壁にも貼られています。
ジョイント部分、梁との
取り合い分は気密テープと
ウレタンにより気密処理。
最近、このEXパイパーを
よく見かけます。
面材として強いし
耐水性に優れいるのに透湿するし
プレカットに対応してくれるし
売れるのがわかります。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.082cm2/m2の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
それでは C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
気密漏れで定番の
玄関周りの基礎と土台の
取り合いから …
そこそこの漏気あり。
社長にウレタンを
充填して頂きました。
その他の漏気箇所がないか
チェックしましたが… 見つからず。
気密処理は基本、外側の面材で
取られており、屋根まわりは
上棟時に気密処理されている模様。
さてさて、再測定です。
その結果は...。
C値 = 0.064cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
測定に立ち合いされた
お施主さまのご家族は
とても喜ばれていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
9cm2 → 7cm2 と
2cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値)は
1.22 → 1.07 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。
杉原社長もとても
喜ばれていました。
それもそのはず、0.064cm2/m2 は
すぎはら建築工房で最高値。
「どうしたら無理なく気密が出るか?」
試行錯誤しながら研究されていました。
この気密への拘りが
暖かい家づくりに繋がると
私は信じています(^^♪