石川県小松市三谷町で気密測定 2022/12/25
おはようございます
健太郎です。
少し前のことですが…
12月25日は 石川県小松市三谷町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。
面材は吉野石膏の
EXハイパー。
大工さんに聞いたところ
ジョイントすべてに
気密テープを貼られたとのこと。
現場に入ると …
大開口スライディングから
光が差し込む 明るい室内。
その窓から見た風景が
幻想的でした。
サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシの性能を引き出すために
サッシ屋さんが調整してくれてます。
サッシ周りは
コーキングを入れてから
気密テープを貼られて
ダブルの気密処理。
断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
写真はピンボケですが
壁と床の取り合いに
ウレタンが吹かれていました。
構造用合板の取り合い、
壁の入隅は …
気密テープで気密処理
されていました。
床は 大引きと断熱材の
取り合いに 気密テープを貼り …
その上の剛床の取り合いでも
気密テープを貼った
ダブルの気密処理。
玄関周りを見ると …
基礎と土台の取り合いは ブチルテープ。
土台と柱・間柱の取り合いは 気密テープ。
玄関框と剛床の取り合いには コーキング。
要所要所に気密材を
使い分けて施工されてました。
それでは測定します。
気になる気密測定の
結果はいかに ...。
でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
正確には…
C値 = 0.048cm2/m2 の超々高気密でした。
C値 = 0.0cm2/m2 表示ですが
C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
まずは玄関ドアの
下端に漏気あり。
土台と柱の取り合いに
気密テープを追加。
その下端にウレタンを
充填しました。
玄関ドアのパッキンの
当たりが少し悪く
漏気を感じたため、玄関ドアを
内側に寄せてもらいました。
最後はユニットバスまわり。
断熱材を貫く
給湯給水の配管周りから
漏気あり。
ウレタンを充填して
漏気を止めました。
それでは再測定。
C値改善後の測定結果は ...。
でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
正確には…
C値 = 0.034cm2/m2 の超々高気密でした。
改善処理をがんばった
大工さんとサッシ屋さんは
詳細結果を確認されてました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
7cm2 → 5cm2 と
2cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.30 → 1.01 と 超大幅に改善。
隙間風が入り難い特性になりました。
とても良い気密が出て
気持ちよく帰ろうと
バックした時 …
クルマが 雪でスタック。
クルマはFFのNV200(日産)。
この段差で OUTでした。
大工さんと私でタイヤ周りを
掘り起こしましたが → ぜんぜんダメ。
最終的に 通りがかったお隣さんと大工さんに
クルマを押して 助けて頂きました。
その節は本当にご迷惑をお掛けしました。
NV200のFFはマジ弱すぎです!!