天窓まわりの漏気を止める
おはようございます
健太郎です。
うちの家には天窓があります。
そんなに大きくない窓ですが
明るい光を落としてくれる上
夏は熱気を排出する役割を果たします。
ただし、良いことばかりでなく
雨漏りの原因になることもあるし
漏気し易い場所であることから
サーモカメラで確認してみることに。
まじか ~ 天窓の奥が暗黒のブルーです。
完全に漏気してますね。(天井の懐手で)
しかも、漏気量がかなり多そう。
温度差は6度以上あります。(撮影日は1月)
うちはメンテナンス用に
ロフトから小屋裏に入れる設計です。
ロフトから天窓を見た様子。
ここから再度、サーモカメラで
見てみると ...
やはり、漏気してますね。
ロフトから見ると手前が漏気箇所。
奥側や上下は大丈夫そう。
ここから入って何とかできるか
確認してみることに。
奥の木製パネルが天窓の
枠となる部分。
距離は2m以上離れてます。
うちの断熱材はウレタン吹付断熱。
枠とウレタンの取り合いから
漏れているのでしょう。
やはりそのようです。
先ほどは天井越しに漏気箇所を
計測したところ15.5度でしたが
直接測ると13.5度。
天井下地とウレタンの隙間が
15センチくらい。
ウレタンガンを持ち
手を伸ばしても2m先の天窓には
絶対に届きそうもない。
いい方法を思いつきました。
要らないウレタンノズルを
切った貼ったで、テープでつなぎ合わせ
ウレタンガンに接続すれば届くかも。
ノズル単体では強度がないので
長い棒を添え木のように補強すれば ...
じゃじゃーん 出来ました。
超ロング ウレタンガン!!!
ノズル先端まで2.2m以上。
こんなの作るの私しかいない。
先端からウレタンが出て
2m以上さきの天窓の枠まで
届く想定です。
ここから超ロング ウレタンガンを
慎重に挿入してトリガー ON!!
うぁぁーー!!
テープで繋ぎ合わせたところから
ウレタンがブシューっと漏れはじめました。
ヤバいヤバい 完全なる失敗です。
反省してホームセンターに
耐油燃料チューブを買いに行きました。
こいつとウレタンガンを接続すれば
漏れることなくいけるはず。
たぶん…。アホです。
いけるいける!!
棒の先端から耐油燃料チューブから
ウレタンがいい感じで出てくれます。
先端まで2m以上あるため
コントロールがむずかしい。
ですが、はじめてにして完璧の施工。
約1時間かけて天窓の枠が見えなくなる
くらいきれいにウレタンを吹きました。
なんか、新しいスキルを手にしたくらい
めちゃくちゃ嬉しい。
さてさて、超ロング ウレタンガンが
漏気を止めてくれたか
サーモカメラで確認しますか!
おお ~
めちゃくちゃいい感じ。
サッシ自体、断熱力が弱いので少しブルーですが
天井周りはまったく漏気なし。
温度も23度と完璧です。(撮影 1月)
超ロングウレタンガン。
施工まで半日くらいかかりましたが
ノズルを伸ばせば いろいろ施工できるので
夢が膨らみますなぁ(^^♪