石川県金沢市で気密測定 2023/04/17
稜です。
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4月17日は石川県金沢市で
㈱アーツデザインさまの現場の
気密測定を行いました。
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中に上がります。
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現場はパネル工法です。
屋根・壁の断熱材は、
ネオマフォームと
なっています。
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サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。
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チェックしていきます。
屋根のボード状断熱材の
取り合いがコーキングで
気密処理されています。
天井や屋根にボード状の
断熱材を施工する場合、
伝い漏れを考慮して
取り合いの処理を徹底する事と、
コーキングや気密テープ等を
惜しまず使うことをおススメします。
コーキングはミッチリと、
テープならバッチリ貼り付くものを。
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現場は床断熱です。
配管の床貫通部が、
ウレタンで気密処理
されていました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-17-13-22-26.jpg)
スリーブ管の壁貫通部。
こちらもウレタンで
気密処理してありますね。
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それでは測定を始めます。
気になる結果は…
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C値=0.31cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
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C値改善作業(隙間埋め)
をしていきます。
玄関ドアの下端。
ウレタンを吹きつけて
あるようですが、
手を近づけて確認すると
漏気を起こしていました。
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後々、埋まる箇所ですが
現時点の気密を正確に
測定するためにも、
ちゃんと埋めておきましょう。
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お風呂の配管貫通部。
こちらからも漏気が
あったようですね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-17-13-57-48.jpg)
既にユニットバスが
入っている状態ですので、
中々気密処理が難しい。
それでも、監督さんが
頑張って処理をして下さったので
漏気はしっかり止まっていました。
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![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-17-13-21-49.jpg)
登り梁と耐力面材の取り合いに
隙間が出来ていますね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-17-14-02-17.jpg)
裏側がどうなっているのか
分かりませんので、
もしかすると漏気しない構造に
なっているのかも知れません。
が、そうではない
可能性もありますので、
怪しいと思った箇所は
処理しておくに限ります。
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母屋と登り梁の取り合い。
屋根の断熱材の取り合い
は処理してあっても、
こちらに隙間があっては
逃げ道が出来て漏気を
起こしてしまいそうですね。
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テープを貼って
気密処理をしました。
それでは再度測定を始めます。
結果はいかに…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-17-14-23-04.jpg)
C値=0.19cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
36cm2 → 22cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.27 → 1.23
となっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-04-17-14-24-29.jpg)
この結果に、
立ち合いされた社長は
満足されたご様子でした。
今回、
αA (家全体の隙間面積)は
14cm2 の改善となっていますね。
監督さんや大工さんたちの頑張りが
しっかり実を結んで、
とても良い気密となっています。
良い気密で暖かく、
㈱アーツデザインさまの
素敵なデザイン。
快適で暮らしやすい家と
なるでしょうね。