石川県白山市で気密測定 2023/05/02
稜です。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-15-15-33.jpg)
5月2日は石川県白山市で
でざいんこまさまの現場の
気密測定を行いました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-15-14-19-1.jpg)
玄関ドアは木製ドアの
スニッカルペールと
なっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-15-00-55.jpg)
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-12-59-35.jpg)
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-12-59-45.jpg)
中に上がります。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-13-02-41.jpg)
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-15-08-40.jpg)
屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-14-58-32.jpg)
二階に上がってみると、
天窓から明るい光が差していました。
ガラスはリクシルさんの物ですが、
どうやら既製品では無く
製作サッシとなっているそうです。
トリプルガラスが採用されていて、
その上、中空ポリカも付いているという
こだわりを感じる素敵な天窓と
なっていますね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-14-51-00.jpg)
さらに、こちらの小さなFIX窓も
製作サッシとなっているそうで…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-15-13-01.jpg)
なんとその数、15枚。
吹き抜け空間を利用して、
一階と二階を明るく照らす。
デザインと機能性がマッチした
見事な設計となっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-15-09-59.jpg)
チェックしていきます。
クリアなので見づらいかも
しれませんが、
サッシ周りはコーキングで
気密処理されています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-14-47-33.jpg)
それでは測定を始めます。
気になる結果は…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-13-35-16.jpg)
C値=0.34cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-13-39-48.jpg)
C値改善作業(隙間埋め)
をしていきます。
天窓の周りに出来ている隙間から
漏気がありました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-13-41-50.jpg)
ウレタンで気密処理を
していきますが…
これが中々止まってくれない。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-13-54-32.jpg)
さらに、上からテープを
貼ることで漏気を止めることが
出来ました。
先ほど吹き付けたウレタンも
断熱の役割を持つことが出来るので
無駄ではありませんね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-14-15-08.jpg)
窓枠の取り合いからも
漏気があるようですね…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-14-15-40.jpg)
こちらはテープではなく、
クリアのコーキングを使って
気密処理を行います。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-14-20-33.jpg)
社長がコーキングを打った箇所を
指でなぞっていますね。
コーキングはただ打つだけでなく
上から指やヘラ等でなぞる事によって、
隙間の奥までミッチリと
埋めることが出来ますので、
気密を確保する上で
とても大切な処理だと思います。
それでは再度測定を始めます。
結果はいかに…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-14-43-02-1.jpg)
C値=0.14cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
40cm2 → 17cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.66 → 1.35
となっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-02-14-43-47.jpg)
この結果に、
立会された社長は
満足されたご様子でした。
今回、αA (家全体の隙間面積)が
23cm2 も良くなっていますね。
それだけ天窓周りから
漏気していたということなんでしょうね。
天窓付近の気密処理って
本当に難しいんですが…
その分、室内を明るく照らし、
心地の良い空間にしてくれるので
素敵ですよね。
とっても良い気密。
暖かく快適な生活を
送ることの出来る上に
デザインへのこだわりも強い家。
こんな家に住むことが出来れば
日々は楽しくなりそうですね。