石川県白山市で気密測定 2023/05/02

稜です。

5月2日は石川県白山市で

でざいんこまさまの現場の

気密測定を行いました。

玄関ドアは木製ドアの

スニッカルペールと

なっています。

中に上がります。

屋根・壁の断熱は、

ウレタン吹き付け断熱と

なっています。

二階に上がってみると、

天窓から明るい光が差していました。

 

ガラスはリクシルさんの物ですが、

どうやら既製品では無く

製作サッシとなっているそうです。

 

トリプルガラスが採用されていて、

その上、中空ポリカも付いているという

こだわりを感じる素敵な天窓と

なっていますね。

さらに、こちらの小さなFIX窓も

製作サッシとなっているそうで…

なんとその数、15枚。

 

吹き抜け空間を利用して、

一階と二階を明るく照らす。

デザインと機能性がマッチした

見事な設計となっています。

チェックしていきます。

 

クリアなので見づらいかも

しれませんが、

サッシ周りはコーキングで

気密処理されています。

それでは測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.34cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

C値改善作業(隙間埋め)
をしていきます。

 

天窓の周りに出来ている隙間から

漏気がありました。

ウレタンで気密処理を

していきますが…

これが中々止まってくれない。

さらに、上からテープを

貼ることで漏気を止めることが

出来ました。

 

先ほど吹き付けたウレタンも

断熱の役割を持つことが出来るので

無駄ではありませんね。

窓枠の取り合いからも

漏気があるようですね…

こちらはテープではなく、

クリアのコーキングを使って

気密処理を行います。

社長がコーキングを打った箇所を

指でなぞっていますね。

 

コーキングはただ打つだけでなく

上から指やヘラ等でなぞる事によって、

隙間の奥までミッチリと

埋めることが出来ますので、

気密を確保する上で

とても大切な処理だと思います。

 

それでは再度測定を始めます。

結果はいかに…

C値=0.14cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

 

αA (家全体の隙間面積)が
40cm2 → 17cm2

 

n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.66 → 1.35
となっています。

この結果に、

立会された社長は

満足されたご様子でした。

 

今回、αA (家全体の隙間面積)が

23cm2 も良くなっていますね。

それだけ天窓周りから

漏気していたということなんでしょうね。

 

天窓付近の気密処理って

本当に難しいんですが…

その分、室内を明るく照らし、

心地の良い空間にしてくれるので

素敵ですよね。

 

とっても良い気密。

暖かく快適な生活を

送ることの出来る上に

デザインへのこだわりも強い家。

こんな家に住むことが出来れば

日々は楽しくなりそうですね。

気密測定

Posted by fok-rs