福井県鯖江市で気密測定 2023/04/13
おはようございます
健太郎です。
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4月13日は 福井県鯖江市で
㈱中広地所さまの現場の
気密測定を行いました。
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近くにあった竹林。
小道がなんともいい感じです。
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現場に入ると大工さんが
清掃されてました。
掃き出し窓から光が差し込む
明るい室内。
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ここはパネル工法。(プレウォール工法)
断熱材はネオマフォーム。
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パネルと柱の取り合いは
コーキングによる気密処理。(室内側)
外壁側は気密テープによる
気密処理が施されています。
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パネル下端もコーキングが
打たれていました。
パネル下端の気密処理は
やってある現場は なかなか少ないです。
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ウレタンが吹かれた部分は
ホールダウン金物。
ヒートブリッジ対策(結露防止)。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4721-640x426.jpg)
天井の断熱は ネオマフォームに
ウレタンを吹き付けした付加断熱仕様。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4698-640x480.jpg)
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4699-640x434.jpg)
見えづらいですが サッシ周りは
コーキングで気密処理されていました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4731-640x448.jpg)
床の柱周り。
よく見るとウレタンが
吹かれていました。
現場は基礎断熱仕様。
ここから気密漏れすることはありません。
床下換気をしっかり
効かせるための処置ですね。
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黒いテープはマーベックス
(床下換気システム)の目貼り部分。
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基礎を貫く、給湯給水管や
電気配管まわりは
コーキングで気密処理。
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それでは測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
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C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4710-640x437.jpg)
それでは C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
まずは 玄関ドアの下端から
かなりの漏気を確認。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4711-640x387.jpg)
覗いてみると あらら…。
光の漏れているところから
大量の漏気あり。
コーキングが切れたのですね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4712-640x445.jpg)
コーキングをしっかり
入れてから
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4714-640x402.jpg)
指で押さえて隙間に充填。
コーキングは入れるだけでは
効きませんので。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4724-640x448.jpg)
天井のウレタン部分を
チェック。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4725-640x428.jpg)
火打ちや怪しい母屋部分を
確認しましたが漏気なし。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4706-640x439.jpg)
最後はサッシの確認。
掃き出し窓のレール部分から
めちゃ漏れてる。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4707-640x426.jpg)
レールの奥の黒い部分が
漏れ止めの気密材。
ちょっと変形してましたので
指で起こして直しました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4735-640x444.jpg)
あとはサッシの目幸せ部分。
白っぽい布のような気密材が
ヨレないようにそーっと閉め直しました。
コレ、結構効きます。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4718-640x480.jpg)
さて、再測定します。
C値改善後の結果はいかに …。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4728-640x449.jpg)
C値 = 0.071cm2/m2 の超々高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4729-640x462.jpg)
C値改善を頑張られた監督さんは
測定結果に 「0.1を切った!」と
喜ばれていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
14cm2 → 9cm2 と 5cm2改善。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.33 → 1.08 と隙間風が入り難い
特性に大幅改善。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4694-1-640x480.jpg)
今回のネックは玄関ドアの下端と
掃き出し窓でした。
漏気の原因が解り
しっかり対処できたので
数値に結びついた結果でした(^^♪