石川県金沢市で気密測定 2023/05/01
稜です。
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5月1日は石川県金沢市で
杉山真設計事務所さまの現場で
気密測定を行いました。
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広い玄関ポーチ(?)が目立つ、
面白くて素敵なデザインの
家となっているようですね。
どんな外観となるのか
見ているだけでも
ワクワクしてきますね。
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中に上がります。
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屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。
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サッシはリクシルのEW。
樹脂サッシです。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-13-38-55.jpg)
チェックしていきます。
サッシ周りは、
テープで気密処理
されています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-13-14-03.jpg)
現場は床断熱です。
間仕切り壁の下端には、
ウレタンが吹きつけられています。
気密は勿論のこと、
断熱としてプラスになります。
実は木材は断熱力が弱いので、
それをカバーできるのは
とても良いですよね。
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それでは早速ですが、
気密測定を行います。
気になる結果は…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-13-44-18.jpg)
C値=0.35cm2/m2の高気密です。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-13-44-58.jpg)
C値改善作業(隙間埋め)
をしていきます。
床下から上がっている
PF管に手を近づけてみると、
先端の穴から漏気していました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-13-46-17.jpg)
床下の方で目張りや気密処理を
してれば問題無いのですが、
漏気しているという事は
ツーツーの状態になっている
ということですね。
もう埋めても問題ないとの事ですので、
ウレタンを使って隙間を
埋めてしまいました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-13-49-03.jpg)
筋交いに接していて、
奥側の隙間にウレタンを
吹き付けるのが難しい状態。
ここは気密テープで
しっかりと処理をします。
その箇所ごとに
適切な処理を施すことも、
気密を確保する上で
とても大切な事なんですよね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-14-06-22.jpg)
間柱の根本の部分です。
チェックをしてみたところ、
少し漏気を起こしていました。
先ほど、間仕切り壁の
下端がウレタンで気密処理
されているのを確認しましたが、
そうなるとこちらも
埋めておきたくなりますね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-14-06-30.jpg)
みっちりとウレタンを吹き付けて
気密処理を行いました。
気密と断熱、
どちらも取れて一石二鳥ですね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-14-08-59.jpg)
床の外周部に出来たこの隙間。
こちらからも漏気しています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-14-09-05.jpg)
ウレタンで隙間を埋めて
気密処理を行いました。
実際はこの隙間が原因では無くて、
柱と床の合板の取り合いなどから
伝い漏れが起きていることが
予想されます。
目で見るだけでは
その隙間から漏気が起きているのか
否かは判断できませんが、
怪しい隙間があったのならば
とりあえず埋めておくと
良いと思います。
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他にも漏気している箇所が
いくつかありましたので、
ウレタンなどを使って
気密処理を行いました。
それでは再度測定を始めます。
結果はいかに…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-14-24-12.jpg)
C値=0.29cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
49cm2 → 41cm2
となっています。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-14-26-09.jpg)
この結果に、
立会された設計士さんは
納得されたご様子でした。
αA (家全体の隙間面積)が
8cm2 改善して良い気密に
なっていますね。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/写真-2023-05-01-13-23-53.jpg)
写真を撮るのが下手なので
全く伝わらないかもしれませんが、
竹や木々が悠々と生い茂る
自然豊かな風景が眺められる
とても素敵な場所となっています。
(風景の写真って撮るのホントムズカシイ…)
豊かな自然に包まれた
素敵なデザインの家。
これで気密が良くて
生活環境も快適ならば、
本当に最高ですね。