石川県金沢市で気密測定 2023/04/12
おはようございます
健太郎です。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4650-640x443.jpg)
4月12日は 石川県金沢市で
㈱D-COLORSさまの現場の
気密測定を行いました。
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この現場は テクノウォール工法(パネル工法)。
天井・壁・床の断熱材は
ネオマフォーム。
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サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
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サッシ周りはウレタンと
気密テープより気密処理。
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剛床の取り合いは
気密テープによる気密処理。
大引き間にネオマフォームを
充填した床断熱の仕様。
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柱周りはコーキングによる
気密処理。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4682-640x465.jpg)
ユニットバスの下は
スタイロフォームで断熱。
土台と断熱材の取り合いは
ウレタンで気密処理。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4683-640x440.jpg)
この排水管周りが漏れやすい。
漏気チェックしましたが
漏れなしでした。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4652-640x480.jpg)
それでは測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4657-640x453.jpg)
C値 = 0.13cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4659-640x455.jpg)
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
まずは 気密漏れ定番の
玄関ドア下端。
基礎と土台の取り合いから漏気あり。
ウレタンを充填しました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4662-640x475.jpg)
玄関周りの基礎と土台の
取り合いにウレタンを吹き
その上から気密テープを貼りました。
基礎とスタイロフォームの
取り合いにはウレタンを充填。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4666-640x437.jpg)
気密には関係ありませんが
ヒートブリッジ対策(結露防止)で
金物にウレタンを吹きました。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4654-640x480.jpg)
パネル工法なので出来れば
柱とパネルの取り合いは
外と室内を攻めたい。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4674-640x467.jpg)
うっすら光が見えます。
外に白い気密テープが
貼ってあるのでスースーではないです。
ただ、この取り合いに
どこか1カ所でも外に繋がる隙間が
あれば確実に漏気します。
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私も気密処理。
大工さんに2本まとめて貼ると
楽ですと教えられました。
たしかに!!
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4676-640x430.jpg)
さて、この光景。
怪しいところはどこでしょう?
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4679-640x446.jpg)
正解は 2階の床と梁の取り合い。
最近、結構言ってます。
ここは伝い漏れするって。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4681-640x450.jpg)
このように取り合いに
ウレタンやコーキングを入れると
漏気を止めることが出来ます。
超おすすめ!
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4656-640x449.jpg)
ホールダウン金物まわりが
若干あやしい。
ウレタン入れてましたが
隙間にコーキングを打ち
指で押さえました。
それでは C値改善後の
測定結果はいかに ...。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4685-640x422.jpg)
C値 = 0.11cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4686-640x423.jpg)
測定に立ち合いされた
お施主さまは とても喜ばれていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
15cm2 → 13cm2 と 2cm2改善。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.26 → 1.16 と隙間風が入り難い
特性に改善。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2023/05/IMG_4649-1-640x480.jpg)
約2時間の C値改善で2cm2。
それでもお施主さまに喜んで
頂けたので 報われました(^^♪