石川県能美市で気密測定 2023/09/07

おはようございます
健太郎です。

9月7日は 石川県能美市で
㈱E-HOUSEさまの現場の
気密測定を行いました。

 

外壁は EPS(ビーズ法ポリスチレンフォーム)に

覆われていました。

現場に入ると かなり涼しい。

掃き出し窓にエアコンが

設置されていました。(最近たまに見かけます)

 

大工さんに聞いたところ

「このエアコン、届いたのは昨日のこと。

 もっと早くに欲しかった」とのこと。

 

9月に入りましたが まだまだ暑い。

現場にエアコンがあると助かります。

測定時は止めますが…。

ダイニング側でしょうか。

すべり出し窓が4連。

この現場では 引き違い窓は 掃き出し窓のみ。

その他はすべり出し窓。

 

メインがすべり出し窓だと

気密に対し優位に働くので助かります。

サッシは YKKのAPW330。

樹脂ペアガラス。

 

サッシ周りはコーキングにより

気密処理されていました。

断熱材は 屋根・壁ともに

ウレタン吹付断熱。

ウレタン吹付の現場ではめずらしく

壁に気密シートが施工されていました。

しかもラップしたかのように

きれいに施工されてます。

ジョイント部分は気密テープで気密処理。

屋根側はウレタンをカットしないので

気密シートの施工は無し。

 

よく見ると、屋根と壁のシートの

取り合いにウレタンが施工されてました。

なかなか細かな仕事です。

2階の廊下に 全館空調の本体が…。

1階と2階の階間に 全館空調の

ダクティングがきれいに施工されていました。

梁周りや火打ちまわりは ウレタンで気密処理。

かなり量があるので大変だったと思われます。

ここでサッシ屋さん登場。

サッシ調整を行い

サッシ本来の気密性能を引き出します。

掃き出し窓の当たりが悪く

漏気していることが判明。

 

サッシの縦りを調整し、パッキンの

当たりを良くしてもらいました。

マジ、助かった~ (^^♪

測定前に気密測定器で減圧し、チェックします。

玄関の上に目貼りのない CD管を発見。

このままだと漏気するので目貼りしました。

外に出て基礎を確認。

ユニットバス用?の給湯給水配管の

配管周りがちょっと怪しい。

ガンガンにウレタンを充填しました。

あとは玄関ドア近くの

基礎と土台の取り合いから漏気あり。

ここもウレタンを充填。

勝手口も同様な感じ。

基礎と気密パッキンの

取り合いから漏気あり。

 

漏気がしっかり止まるまで

ウレタンを入れました。

外壁側にあったコンセントボックス。

気密コンセントボックスを使い

丁寧に施工されていました。

それでは測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

 

C値 = 0.10cm2/m2 の超々高気密でした。

 

測定に立ち合いされたお施主さまは

測定結果を とても喜ばれていました。

 

全館空調を採用した場合、出来ることなら

C値 = 0.5cm2/m2が 欲しいところ。

今回 0.1フラットだったので 余裕でクリア。

ウレタン吹付断熱+気密シート貼りの仕様が

気密に良い影響を与えている感じ。

しかも、シート貼りの施工がきれい。

0.1フラットの気密が出るのは

納得の丁寧な施工でした (^^♪

気密測定

Posted by fok-rs