石川県羽咋郡で気密測定 2023/12/27
おはようございます
健太郎です。
12月27日は 石川県羽咋郡で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。
断熱材は 屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
通常、梁が見えるところに
ウレタンがたっぷり吹かれています。
木材熱橋の対策(木材が伝える熱の抑制)です。
ここは 2階の屋根と壁側。
天井下地から上は仕上がると
見えなくなる部分。
そこにウレタンが これまたたっぷり
吹かれていました。(断熱の大サービス!!)
防水シートが貼られて見えませんが
外壁側にはネオマフォームが
貼られた付加断熱仕様。
サッシは YKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りは気密テープにより
気密処理されていました。
剛床(床板)のジョイントは
気密テープで気密処理。
柱周りも気密テープで気密処理。
気密を考慮して
床を気密処理してから
筋交いを施工してます。
逆だと… 筋交いの下に剛床の隙間ができるので。
ここはお風呂のエリア。
断熱材の取り合いは
気密テープで気密処理。
土台と断熱材の取り合いは
ウレタンによる気密処理。
壁側にちらっと見える
銀色の気密テープ。
土台と柱・間柱の取り合いを
攻めた気密処理です。
ここは玄関土間まわり。
玄関ドアの下端はもちろん
土間の断熱材を覆うように
モルタルが施工されていました。
基礎と断熱材の取り合いは
ブチルテープ。
土台周りは気密テープに
よる気密処理。
適材適所に気密材を
使われていました。
サッシ屋さんがサッシ
調整されています。
一般的には引渡し前に行う作業。
でも、気密測定のタイミングで行えば
エラー&トライで 漏気量が
少なくなるよう調整することが可能です。
引き違いサッシのみならず
すべり出し窓もしっかり
調整して頂きました。
それでは測定前にチェック。
漏気はありませんでしたが
大工さんがスリーブまわりを
ウレタンで気密強化。
玄関ドア下の入隅から
微細な漏気あり。
コーキングを充填しました。
ユニットバス下の
配管まわりから漏気あり。
配管を少し持ち上げ
隙間にウレタンを充填。
最後は下屋の
立ち上がり部分。
梁と面材の隙間を伝って
微細な漏気がある感じ。
取り合いにウレタンを
吹いて気密処理しました。
それでは測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
正確には…
C値 = 0.048cm2/m2 の超々高気密でした。
測定に立ち合いされた
お施主さまは とても喜ばれていました。
αA(家全体の隙間面積)が
6cm2(3×2cm)。
気密処理を頑張られた
大工さんは ほっとされた様子。
家づくりはやはり手作りです。
大工さんの頑張りの結果が
超々高気密の家を造り上げていると
しみじみ感じます(^^♪