石川県金沢市で気密測定 2024/01/12
稜です。
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2024年1月12日は石川県金沢市で
㈱山下工務店さまの現場の
気密測定を行いました。
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中に上がります。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/写真-2024-01-12-13-22-20-640x480.jpg)
現場はパネル工法です。
壁の断熱材はボード状断熱材の
ネオマフォームとなっています。
お施主さまの希望でパネル工法で
建てることになったそうですが、
㈱山下工務店さまでは初めてとの事です。
果たして気密はどうなるでしょうか。
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屋根の断熱は従来通り、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。
壁は別の断熱材を使っていて、
屋根だけウレタン吹き付け断熱
というケースは割とあります。
屋根は取り合いの都合上、
気密を取るのが難しいので、
個人的には屋根だけウレタン
というケースも大いにアリだと
思っております。
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現場には大きな吹き抜けが。
吹き抜け上部の窓から光を取り込むことで、
心地の良い空間になるでしょうね。
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サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。
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チェックしていきます。
サッシ周りはテープを貼って
気密処理してあります。
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壁のパネルは外側の面材の
取り合いにテープを貼って、
気密処理してありました。
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伝い漏れの起こりやすい床の外周部は、
柱やパネルとの取り合いに
ウレタンを吹き付けて
気密処理してあります。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/写真-2024-01-12-14-08-10-640x480.jpg)
壁の配線配管貫通部です。
同様にウレタンで気密処理
されていますね。
右側のPF管は角度の問題で
壁の断熱材と密接している状態。
この場合、間にウレタンが詰まりづらく、
隙間が出来てしまうケースが多いのですが、
なるべく隙間が埋まるように
念入りに吹き付けてあるのが
見て分かりますね。
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ホールダウン金物を覆うように
ウレタンが吹きつけられています。
ホールダウン金物の土台を貫通する箇所は、
位置によって漏気を起こす事が
ありますので注意が必要です。
そして気密とは別に、
外気に通じる位置にある
ホールダウン金物や羽子板ボルト
などの金具が露出する箇所は、
ウレタンを吹き付けておく事で
熱橋による結露の対策になります。
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お風呂周りもチェック。
ボード状断熱材の取り合いに
ウレタンを吹き付けて、
気密処理してありますね。
給湯給水配管は間隔をあけて
通してありますので、
管同士の間に隙間を作ることもなく、
しっかりと気密処理出来ています。
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それでは測定を始めます。
気になる結果は…
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/写真-2024-01-12-13-46-48-640x480.jpg)
C値=0.23cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
![](https://fokk.jp/blog/wp-content/uploads/2024/01/写真-2024-01-12-13-42-57-1-640x480.jpg)
この結果に、
立会いされた監督さんは
納得されたご様子でした。
初めてのパネル工法という事でしたが、
とても良い結果となりましたね。
㈱山下工務店さんが気密を取る上で
大切なポイントを押さえているからこそ、
こうして良い気密を出せるのでしょうね。