福井県小浜市で気密測定 2024/04/18
おはようございます
健太郎です。
4月18日は 福井県小浜市で
忠建築(ただしけんちく)さまの
現場の気密測定(完成)を行いました。
玄関までのアプローチが長く
軒が深い設計。
照明を点灯させると
こんな感じ。
玄関の照明。
壁に映し出される光が素敵。
夜に見たかったです。
LDKは ゆったりとした広さ。
掃き出し窓から差し込む 光が眩しい。
リビングは 勾配天井の設計。
この現場は 2世帯住宅。
畳が入っていませんが和室を通じ
親世代と子世代が繋がる間取り。
LDKは もちろん
キッチン、お風呂 …
ファミリークロークまで
世帯ごとに分かれていました。
寝室も余裕のある
ゆったりした広さ。
お子さんの部屋でしょうか。
クロスの一面が シロクマ柄。
かわいいですね。
屋根裏部分に当たる
小屋裏収納。
めちゃくちゃ収納できます。
奥にあったのは
小屋裏エアコン。
各部屋にエアコンの風を
送風する仕組み。
それでは測定します。
気になる完成気密の結果は ...。
C値 = 0.20cm2/m2 の超高気密でした。
完成気密ですが
C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
太陽光発電の引き込み配管
まわりをチェック。
漏気はありませんでした。
弱電設備まわりをチェック。
光ケーブルなどの
CD管やPF管から漏気あり。
気密テープで目貼りしました。
掃き出し窓は 戸先錠タイプ。
カギはかかっていましたが
窓の当たりのあまい箇所あり。
窓をしっかり締め直して
パッキンの当たりを良くしました。
再測定します。
C値改善後の測定結果はいかに ...。
C値 = 0.18cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定に立ち合いされた
上山代表は ほっとされた様子で
結果を確認されていました。
今回の C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
55cm2 → 50cm2 と
5cm2の隙間が改善されました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.52 → 1.37 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。
2世帯のゆとりのある現場。
中間気密からの落ち幅も少なく
真冬でも暖かい、快適な家になったと思われます。
お施主さまのこだわりが詰まった
素敵な現場でした。(^^♪