石川県白山市で気密測定 2023/06/06

稜です。

2023年6月6日は石川県白山市で

㈱山下工務店さまの現場の

気密測定を行いました。

大きなインナーガレージ。

 

車の大きさによっては、

何台も停められそうなぐらいに

広い空間となっていますね。

中に上がります。

 

インナーガレージの上部は

室内空間となっていて、

とても広々としています。

屋根・壁の断熱は、

ウレタン吹き付け断熱と

なっています。

サッシはYKK APW430。

樹脂トリプルガラスです。

チェックしていきます。

 

サッシ周りはテープで

気密処理されています。

 

せっかく気密処理をしても、

浮いて隙間が出来てしまったり

後で剥がれてしまうような

処理では勿体ないので、

コーナーにピッチリと食い込むように

しっかり貼るのが大切ですね。

測定を始める前に、

少し気密処理をしていきます。

 

玄関横の配線貫通部を見ると

スポスポな状態になっていました。

 

このままでは漏気を起こして

しまいますので、

気密処理をしなければなりません。

ウレタンを吹き付けて

隙間を埋めてしまいましょう。

 

意外と処理し忘れてしまう

箇所となっていますので、

埋めて問題ない状態であれば

気づいたときにしっかりと

埋めておきたいですね。

現場は床断熱です。

 

このように配管や配線の貫通部は

外気に通じていますので、

埋めておく必要があります。

先ほどと同様に、

ウレタンで隙間を埋めていきます。

こちらは2階なんですが、

上の方でご紹介した通り

この下はインナーガレージと

なっています。

 

ですので、一階の床と同様に

気密処理しておきたい箇所です。

 

こちらもウレタンで

気密処理をしました。

最後に柱の根本の隙間を

ウレタンで埋めていきます。

 

特に外周部に位置する箇所は

伝い漏れを起こしやすいので、

気密処理しておくのを

おススメしたいです。

それでは測定を始めます。

気になる結果は…

C値=0.13cm2/m2の超高気密です。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

この結果に、

立会された監督さんは

納得されたご様子でした。

 

インナーガレージの上部が

室内となっている場合、

取り合いが複雑になっていて

気密を確保するのが難しい

ケースがあります。

 

そんな不利な条件がある中で、

これだけ良い気密となっているのは

素晴らしいですよね。

気密測定

Posted by fok-rs