福井県鯖江市丸山町で気密測定 2021/03/11
おはようございます
健太郎です。
3月11日は 福井県鯖江市丸山町で
㈱ナチュレホームさまの現場の
気密測定を行いました。
リビングは天井高の梁見せ仕様。
南面のサッシから光が差し込む
明るい室内。
それではチェックしていきます。
サッシは三協立山のアルジオ。
(トリプルガラスのアルゴンガス入り)
サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。
床の剛床のジョイント部は
気密テープで、
柱の立ち上がり部分は
コーキングで気密処理。
床の断熱材はセルロースファイバーが
充填されているようです。めずらしい
天井は気密シート貼りで
断熱材はセルロースファイバー。
とても美しい施工です。
段差がなくフラットに貼るのは
かなりむずかしいことです。
天井から降ろされた
電線は1本1本コーキングで
気密処理されていました。
壁の断熱材もセルロースファイバー。
天井、壁ともに断熱材 充填前
の測定になります。
外から見るとこんな感じ。
面材はダイライト。
ダイライトのジョイントは
ユラソール(高性能気密テープ)で
気密処理。
壁は面材のダイライトで
気密を取るカタチ。
玄関周りの基礎と土台の
取り合いは気密テープと
コーキングによる気密処理。
黒と白の気密テープがあまりにも
きれいに貼られていたので
無機質な感じに驚きました。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.19cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
制震ダンパーと土台の
取り合い部分にコーキングを
追加で入れて気密処理。
サッシのサービスホール(穴)
をコーキングで埋めて気密処理。
壁と床の取り合い部分に
コーキングを打ち
ヘラで押さえて気密処理。
天井の柱周りに
コーキングを追加。
気密テープが浮きそうな
箇所にテープを追加。
壁はあやしい取り合い部分に
出来る限りコーキングを打って
気密処理しましたよ。
さて、C値改善後の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.17cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
気密処理を頑張られた坂井社長は
「少しずつだが物件ごとに
気密が上がってきている」と
ほっとされた様子。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
25cm2 → 22cm2 と
3cm2 の隙間が埋まった結果でした。
n値(隙間特性値)は
1.24 → 1.14と隙間風が
さらに入りにくい特性に改善。
ナチュレホームさまは
いつも、更なる気密アップに向け
試行錯誤されています。
次の測定が楽しみだな~(^^♪