石川県白山市藤木町で気密測定 2021/02/24

おはようございます
健太郎です。

2月24日は 石川県白山市藤木町で
㈱助政建設さまの現場の
気密測定を行いました。

現場は南側に大型サッシを
配置した設計。

足場が組まれていますが
吹き抜けもあるようです。

2階はこんな感じ。
きれいに気密シートが
貼られていました。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りはコーキングと
気密テープにより気密処理。
ツボを押さえたテープの
施工をされてました。

ここは床断熱の現場。
床の剛床のジョイントは気密テープ。
柱周りは コーキングにより気密処理。

玄関周りの基礎と土台の取り合いは
気密テープとコーキングによる気密処理。

断熱材はグラスウール。

グラスウールを気密シートに
充填する施工。

 

実は助政建設さまでは
はじめての気密測定の上
今回はお施主様立ち合い。

間仕切り壁の処置が
とても難しいのですが
きれいに施工されていました。

さて、はじめての
気密測定の結果は...。

C値 = 0.29cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)
を開始します。
玄関ドアの下端から気密漏れ。
ウレタンで気密処理。

サッシ下端の気密シートに
テープが貼られてない箇所発見。
貼って頂きました。

2階の電線の処置が
まとめ配管になっていました。

線と線の間から漏気を誘発するため
隙間にコーキングを充填し

ぎゅっとテープで押さえて
隙間を潰しました。

気密シート貼りで難しいのは
やはり天井です。

 

きれいに貼られているのですが
タッカー止めの数を増やして
もらいました。

もちろん、タッカーの針の
上から気密テープを貼りましたよ。

 

なぜ、タッカー止めの数を
増やしたかというとレンジフード等の
減圧に耐えられるようにするためです。

この上からシートを
ヌキ(木材)で押さえるのですが
この現場は元々しっかり止まっていた
方が良いと感じました。

仕上げにシートのジョイント部分
のテープの空気抜きを行いました。

 

さてさて、気になるC値改善後の
結果はいかに...。

C値 = 0.22cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

測定に立ち合いされた
お施主さま夫婦はとても喜び
詳細結果を確認されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
44cm2 → 34cm2 と
10cm2 改善しました。

 

n値(隙間特性値)は
1.33 → 1.16 と隙間風が
入りにくい特性に大幅改善。

㈱助政建設さまは神社仏閣を
得意とする工務店。
高気密住宅もバッチリでした(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs