石川県白山市荒屋町で気密測定 2020/12/26
おはようございます
健太郎です。
12月26日は 石川県白山市荒屋町で
㈱設計木花家さまの現場の
気密測定を行いました。
現場は南面に大開口サッシを
2連で配置した設計。
断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
目が細かく柔らかい断熱材です。
レンジファンのスリーブでしょうか。
配管まわりをユラソールで
気密処理されていました。
ユラソールは経年劣化に強い
高粘着の気密テープです。
ここぞという箇所に施工すると
安心感があります。
サッシはリクシルの
サーモスX。(アルミ複合トリプルガラス)
サッシ周りはウレタンにより
気密処理されてました。
その窓から見えるのは緑が目に優しい
きれいな山並みが望める景色でした。
設計木花家では気密測定時に
サッシ調整をされています。
このタイミングで調整すれば
C値に反映される可能性も高く
効果的です。
さて、気密測定器で減圧して
抜け具合(気密漏れ)を図ります。
注意:実はいつもやっています
あら…。
圧力差 14.6pa に対し
通気量 89m3/h。
(通気量:漏れてる空気の量)
悪くはないのですが
いつもの設計木花家さまの
気密ではありません。
現在 0.4cm2/m2くらいでしょうか。
木下社長、サッシ屋さん、私と
気密漏れ箇所を探しましたが
見つかりません。
しばらく探していると
サッシ屋さんが
床下のサーキュレーターが
回っていることを発見。
基礎の水分をしっかり抜くために
床下で回してあったようです。
気密測定の最中は 空気を
動かすものはNGなのでご注意ください。
さて、仕切り直し。
測定結果はいかに...。
C値 = 0.064cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
立ち合いされた木下社長は
ほっとした様子で
「やっぱりサーキュレーターを
回すと気密が悪く出るのね」と
つぶやかれました。
サーキュレーターの稼働に気づかず
測定したことが経験がありますが
これほどC値が悪く出たのははじめて。
もっと耳を澄ませなあかんなぁ。
それにしても αA(家全体の隙間面積)が
8cm2(4 × 2)と超超高気密。
完成気密が楽しみですね(^^♪