福井県坂井市三国町米ケ脇で気密測定 2020/10/15
おはようございます
健太郎です。
10月15日は 福井県坂井市三国町米ケ脇で
㈱モジュールホームさま の現場の
気密測定を行いました。
大きな吹き抜けの
ある現場で
吹き抜け上空の窓から
光が差し込む明るい室内でした。
早速チェックしていきます。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはウレタンによる
気密処理が施されてました。
断熱材は屋根・壁ともに
モコフォームのウレタン吹付断熱。
極力、被膜をカットしないよう
丁寧に吹かれていました。
玄関周りの隙間部分には
丁寧にモルタルを
詰められた模様。
外に出て確認すると
給湯給水配管の引き込み穴に
隙間があったため
ウレタンをぎゅうぎゅうに
詰めました。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.37cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.4cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
ここは基礎断熱の現場。
床をめくって配管のジョイントや
基礎貫き部分を確認しましたが
問題なし。
いろいろ探しましたが
見つからず。
やっぱり屋根側を
確認しますかと見上げます。
よく見ると屋根の中央に
何やら機械が埋まっています。
これは涼樹という商品名で
夏は開放、冬は密閉し
屋根裏の熱気や湿気を
強制的に換気する
換気扇の模様。
こいつにウレタンが密着
していないといけないのだが
一部隙間が出来て 漏気しとるし…。
見た目、養生するのが
大変そうだもんな。(塞いで良い箇所、悪い箇所)
設計士の梅木さんに
ウレタンで隙間を丁寧に
埋めもらいました。
さてさて、C値改善後の
結果はいかに...。
C値 = 0.22cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
測定結果に監督さんは
ほっとした様子。
C値改善により
αA(家全体の隙間面積)が
59cm2 → 35cm2 と
24cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値)も
1.69 → 1.18 と隙間風が
入りにくい特性に大幅改善。
いろんな商品あるんですね。
怪しい箇所は疑問を持って
チェックすることが大切です(^^♪