富山県南砺市梅原で気密測定 2020/10/30

おはようございます
健太郎です。

10月30日は 富山県南砺市梅原で
イザットハウス富山店(ベストホーム)さまの
現場の気密測定を行いました。

現場に入るとちょうど
床貼りの真っ最中。

 

南面のサッシから
暖かな光が差し込んでいました。

2階の一室は大工さんの
工作室になっていました。
窓からの眺めが良さそう。

覗いてみるとこんな感じ。
山が見えて、田んぼが見えて
あ、柿の木が見えた。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りには気密シートが
見えますね。

イザットハウスの工法で
家をすっぽり覆うように
外側に気密シートが貼られており

 

サッシ周りはその気密シートと
ジョイントするように気密処理されています。

その上から断熱材の
ネオマフォームをこれまた
家を覆うように貼る 外断熱の工法。

 

イザットハウスさまは
外断熱のパイオニアです。

天井を見るとボードが貼られてました。
中央のモノはビルトインエアコンです。

さてさて、チェックしていきます。
基礎断熱(床下が室内扱い)の
仕様は基礎貫きの気密をしっかり
取らないといけません。

 

エコキュートの給湯給水の
配管周りをウレタンで
気密処理強化。

水抜きの穴にもしっかり
ウレタンを充填しました。

玄関ドア周りの気密処理。
玄関下端から少し漏気あり。

隙間にウレタンを充填して
漏気を止めました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.15cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

立ち合いされた監督さんは
「もうちょっとで0.1cm2/m2 だった」と
少し悔しそうにされていました。

 

私は基本的にC値よりも
αA(家全体の隙間面積)を見ます。
ここの αAは 16cm2(4×4cm)。
相当レベルが高いです。

 

C値 = αA(家全体の隙間面積)÷ S(延床面積+気積)
なので、どうしても延床面積が
少ないと不利になります。

 

ただ、ここはそれにも負けない気密力が
あったと言えるでしょう。

家の前の柿の木を見に行きました。
なかなか趣がある立ち姿です。(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs