福井県福井市丸山で気密測定 2022/05/07
稜です。
5月7日は福井県福井市丸山で
㈱モジュールホームさまの現場の
気密測定を行いました。
中に上がります。
屋根・壁の断熱は、
ウレタン吹き付け断熱と
なっています。
サッシはYKK APW430。
樹脂トリプルガラスです。
チェックしていきます。
サッシ周りは、
ウレタンで気密処理
されています。
水抜きの穴が空いたままの
状態になっています。
基礎断熱の場合、
水抜きの穴は何かしらで
塞いでおかないと、
正しい気密を測定することが
出来ません。
ウレタンを吹いて埋めてしまいます。
基礎のダンパー周りも
隙間がありましたので、
ウレタンで埋めてしまいます。
それでは測定を…と、
測定器で室内を減圧しますが
圧力のかかり具合がおかしい…
調べてみると、
先程のダンパーが開いたままの
状態になっていました。
周りの隙間に気を取られて
ダンパー本体の開閉具合を
確認しそびれていたようです…。
しっかりとダンパーを閉めて、
改めて測定を始めます。
気になる結果は…
C値=0.11cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
既にとても良い気密ですが、
C値改善作業(隙間埋め)
を始めます。
屋根の隅の部分、
ウレタンに怪しい隙間が。
手を近づけてみると
漏気がありましたので、
ウレタンを使って
隙間を埋めました。
玄関ドアの周りを
気密テープを貼って
気密処理していきます。
サッシや玄関ドアの取り合いは
気密処理しておきたいですね。
それでは再度測定を始めます。
結果は…
C値=0.097cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.1cm2/m2。
αA (家全体の隙間面積)が
17cm2 → 15cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.31 → 1.18
となっています。
この結果に、
立ち合いされたお施主様は
喜んでいるご様子でした。
ダンパーが開いたままの状態で
測定してしまったときには
少しビックリしましたが、
実際の気密はとても素晴らしいもので
本当に安心しました。
きっと快適で暮らしやすい、
素敵なお家になるでしょうね。