え!なんでこんなところに!バナナの木
コロナ禍で石川県版GOTOトラベルの割引旅館の小松粟津温泉の高級旅館、法師に妻と妻の姉と泊まりました。
小松の粟津は仕事でも行くところです。
以前時間があるとき、温泉から岳山(別名、粟津岳)の登山道のハイキングコースを歩き、岳山によく登りました。往復3時間余りかかるので、この日は旅館から歩けるところまで自分だけ、1時間余り散歩です。
以前よく歩いた道なのに何やら大きな葉っぱの木が目に入りました。
バナナの木に似ているので、もしやと思い、よく見るとバナナの小さい実がなっているのです。
え!なんで、こんなところにバナナがあるの? 知らなかったなあ!
温室栽培だと育つのは分かるのですが、熱帯の果実のバナナが雪の多いこの地にそれも実をつけているのにはびっくりしました。
青々と大空に緑の葉っぱを広げ懸命に頑張っているバナナに木に生きる命を感じます。
林道の脇には小川が流れ、道にはお地蔵さんが祈りをささげています。
自然石にお地蔵さんを掘ったものがあります。
しばらく歩くと、白山信仰を開山した越前の僧、泰澄の銅像があります。
山が好きで白山には何十回も登っている私ですが、西暦717年、今から1303年前の昔に白山に登り、白山信仰の僧侶をながめると、何か心洗われました。