石川県金沢市塚崎町で気密測定 2020/02/27
おはようございます
健太郎です。
2月27日は、石川県金沢市塚崎町で
トラスト住建㈱さまの現場の
気密測定を行いました。
現場はトラストさまらしく
中庭を囲むように大開口サッシが
配置された設計。
少し驚いたのが
引き戸と勝手口の多さ。
玄関ドアはもちろん
車庫からの出入り口も引き戸。
この他に2カ所の勝手口がありました。
サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。
サッシ周りはコーキングによる
気密処理がされていました。
断熱材は 屋根、壁、床ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。
気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.40cm2/m2 の高気密でした。
さてさて、C値改善(隙間埋め作業)
を開始します。
サッシ周りのコーキングの
甘い箇所がありました。
玄関ドアの両脇から気密漏れ。
よくある気密漏れ 第1位ですね。
基礎と土台の取り合い。
ここを処理しておけば
玄関は冷えにくくなります。
忘れられる箇所として上位なのが
電子ロック錠の配線の穴。
ここもコーキングで埋めましょう。
玄関以外に 3箇所も勝手口があるので
気密処理がたいへん。
同様の箇所を根気よく
気密処理しました。
配管周りも忘れずに
気密処理。
さて、C値改善(隙間埋め)後の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.26cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
監督さんは 少し悔しそうに
測定結果を撮られていました。
C値改善により αA(家全体の隙間)が
80cm2 → 52cm2 と
28cm2も隙間が埋まりました。
引き戸はとても使い勝手が良いのですが
気密的には不利になります。
あと勝手口も多いほど
気密に影響があると感じます。
これだけ付いて、引き違いサッシも多めで
0.26cm2/m2は優秀だと思います。