福井県吉田郡永平寺町で気密測定 2020/02/10
おはようございます
健太郎です。
2月10日は 福井県吉田郡永平寺町で
日の丸工務店さまの現場の
気密測定を行いました。
少し残雪ある
緑豊かな場所でした。
リビングがかなり広い感じで
大型の引き違いサッシが3つも
入っていました。
サッシをよく見ると
真空にするための弁が...。
YKKのAPW330真空トリプルサッシ。
レアで高価なサッシです。
断熱材は屋根がウレタン吹付断熱。
壁がネオマフォーム。
気密処理のコーキングがしっかり入っています。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.33cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
良い気密なんだけど、日の丸工務店さまの
いつもの気密ではありません。
それでは C値改善(隙間埋め作業)を
はじめますか。
玄関ドア枠の下端から気密漏れが
ありましたのでコーキングで気密処理。
いいな ~ 電動コーキング。
玄関周りのスタイロフォームの
隙間から伝い漏れを発見。
ここもコーキングで埋めて気密処理しました。
引き違いサッシから少し漏れが…。
ここは後にサッシ調整してもらうことに。
基礎の貫きの配管から少し冷気を感じました。
ここは室内側から気密処理したようですが
外からもウレタンを注入して気密を強化。
例のごとく、屋根と梁の境目に
ウレタンが入り込んでいない
部分があるようです。
手を入れると冷気の気密漏れを確認しました。
隙間にウレタンを注入して
冷気の侵入を止めます。
同様な場所の気密漏れが
5箇所くらいありました。
さてさて、C値改善後(隙間埋め後)の
測定結果はいかに...。
C値 = 0.26cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
この測定結果を大工さんは
スマホで撮影されていました。
αA(家全体の隙間)が
50cm2 → 39cm2 と
隙間が 11cm2 埋まったことになります。
今回、梁と屋根の取り合い部分から
気密漏れが多かったため
C値改善にかなり時間を要しました。
大工さん的には 仕事外部分(ウレタン吹付屋さんの仕事)の
気密漏れでしたがC値が上がってほっとされてました。
あら…。
自分が帰るころには
もうすっかり雪景色に
なっていました(*_*;