富山県南砺市荒木で気密測定 2020/01/24
おはようございます
健太郎です。
1月24日は、富山県南砺市荒木で
すぎはら建築工房さまの現場の気密測定を行いました。
現場はすてきな平屋。
ガルバと木の外壁の組み合わせが
お洒落でした。
現場はボードを貼り始めており
システムキッチンの
取り付け工事中。
それではチェックしていきます。
これは24時間換気のツインエアーの
スリーブの目張り。
とても丁寧に貼られています。
ユニットバス用の給湯、給水でしょうか。
通常ならば1つの穴にまとめることが
多いですが、丁寧に分けられています。
まとめ配管は気密漏れしやすいことを
分かられていますね。
エアコン用のドレン配管?と
基礎の水抜き穴。
しっかり気密処理されていました。
断熱材は高性能グラスウール。
気密シートを丁寧に貼られていました。
ガルバが貼られて見えませんでしたが
外壁はフェノールフォームを
貼られた付加断熱仕様。
天井の断熱材はセルロースファイバー。
その厚みなんと400ミリです( ゚Д゚)
サッシはYKKのAPW430(樹脂トリプル)と
APW330(樹脂ペアガラス)を採用。
サッシ周りはウレタンと
コーキングによる気密処理。
この現場の外皮UA値を
杉原社長からお聞きしたところ
なんと0.25 のG3グレード。
やり過ぎ断熱と言われる仕様です(^^)/
測定前に気密測定器で減圧して
気密漏れをウレタンとコーキングで
塞ぎました。
電気配線の周りからの
気密漏れがあったようです。
さてさて、気になる
気密測定の結果は...。
C値 = 0.31cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
この測定結果に杉原社長は
「もうちょっといきたかったなぁ。」と
悔しそうに言われていました。
グラスウール+気密シート貼りの仕様は
ウレタン吹付断熱よりも
気密の取り方がはるかに難しく
手間も半端なくかかります。
その手間が掛かった分
外皮UA値 0.25、C値 0.3cm2/m2の平屋は
間違いなく暖かいと思われます。
なんせG3グレードはやり過ぎですから(^^♪