石川県金沢市大桑町で気密測定 2022/05/14

おはようございます
健太郎です。

5月14日は 石川県金沢市大桑町で
takeあーと(たけあーと)さまの現場の
気密測定を行いました。

takeあーとさまは
はじめての気密測定。

 

最近、はじめての
ご依頼は増えてきてます。

断熱材は 壁がグラスウール。

グラスウールを壁に充填してから
MAGのイゾベール・バリオ エクストラセーフ
(調湿気密気密シート)が貼られていました。

外壁はEPS(ビーズ状ポリスチレンフォーム)。
付加断熱の仕様です。

屋根の断熱材は
ウレタン吹付断熱。

サッシ屋さんが本来の性能を
引き出すためにサッシ調整を
されています。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

 

サッシ周りはコーキングにより
気密処理。

おっと、電子錠(玄関ドア)の配線穴が
気密処理されていませんでしたので
ウレタンで気密処理。

 

さて、気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.19cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

はじめての気密測定と
いうことで多くの業者さんが
参加しました。

まずは定番の玄関ドアの下端。
土台との取り合いから漏れてました。
漏気をウレタンで止めました。

外部収納の扉でしょうか。

ここも同様の漏気があったので
ウレタンで埋めました。

ぱっと見、防火用のボードに
かかるウレタンが気になりました。

 

壁の気密シートはしっかり
梁まで施工されてましたが
下屋根の屋根の気密は
どこまで取れているか…。

一応、ボードを貫く
電線の穴と…

ボートの下端の隙間を
ウレタンで気密処理して
もらいました。

最近、お勧めしている
梁と2階の床の取り合いは
ウレタンで気密処理されていました。
流石ですね。

入隅から若干の
漏気あり。

これも定番の柱と床の
取り合いのホゾ穴 部分。

 

確認してもらったところ
「ホントだ。漏気してるね」と体感された模様。

隙間にウレタンを充填して
漏気を止めました。

最後は2階の階段周り。

 

壁の気密シートが床にかかるように
施工されてます。
そこに繋がる隙間があると
漏気しますよね。
ウレタンを充填しました。

 

それでは C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.14cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

測定結果に takeアートさまは
とても喜び詳細結果を確認されてました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
19cm2 → 14cm2 と
5cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.05 → 1.00 とn値の最高値に。

 

n値は 14cm2 の隙間の質を表し
1.00 に近づくほど隙間風が
入り難いことを表しています。

はじめての気密測定で 0.14cm2/m2。
しかも気密シート貼りの仕様。
素晴らしい気密スペックですね。

 

完成気密が楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs