富山県高岡市で気密測定 2024/10/05

おはようございます
健太郎です。

10月5日は 富山県高岡市で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

断熱材は 屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

2階の景色。
廊下がブリッジ(吹き抜けに廊下が挟まれる)

になる設計。

 

空気の循環に優れており

余裕がないとできない設計ですが

めちゃカッコいいです。

サッシはYKKのAPW430。

樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープにより

気密施工されていました。

剛床の取り合い部分も

気密テープが施工されてます。

柱の立ち上がりにも

気密テープ。

家の外周部となる

柱や間柱の取り合いも

美しく気密処理されていました。

排水、給水の取り合いは

気密テープを施工したあとに

コーキングを充填した

ダブルの気密処理。

ここは玄関土間まわり。

土間エリアが長い設計。

基礎と土台の間にある 気密パッキンを

覆うようにブチルテープを施工。

 

土間の断熱材と基礎の取り合いには

ウレタンが充填されていました。

測定前に減圧して漏気チェック。

玄関ドアの上場から

若干漏気を感じる模様。

 

サッシ屋さんに調整もらい

漏気を止めました。

掃き出し窓の方も少し

漏気があったため

調整してもらいました。

漏気箇所がないか

チェックしていくと …

2階の梁のスリットがちょっと怪しい。

屋根吹かれたウレタンに

少しでも隙間があると伝い漏れ

する可能性があります。

サッシ屋さんに確認してもらうと

「漏気あるね」とのこと。

大工さんに梁のスリットの中に

ウレタンを充填してもらいました。

3箇所ほど同様なケースありました。

測定前ですがそこそこ改善できたと思われます。

それでは 測定します。

気になる気密測定の結果は ...。

でました。
C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)
 
正確には…
C値 = 0.038cm2/m2 の超々高気密でした。

測定に立ち会いされたお施主さまは

とても喜ばれていました。

 

αA(家全体の隙間面積)=7cm2(3.5×2cm)

n値(隙間特性値 範囲1~2)= 1.24

 

延床面積が180m2で 隙間面積 7cm2は

なかなかの気密スペックです。

大工さんの気密施工が

とてもとても丁寧だったので

安心して測定できました。

 

家は一生に一度の買い物。

北陸の厳しい冬でも

暖かくて快適に過ごせそうですね(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs