富山県富山市八尾町で気密測定 2020/02/28
おはようございます
健太郎です。
2月28日は 富山県富山市八尾町で
㈱作造さまの現場の気密測定を
行いました。
大開口サッシから中庭が眺められる
作造さまらしい開放感ある設計。
採光はもちろんバッチリです。
サッシは YKKのエピソード。
サッシ周りはコーキングで
気密処理されていました。
床は 剛床の繋ぎ、柱の立ち上がりを
気密テープで気密処理。
断熱材は 屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。
さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。
C値 = 0.58cm2/m2 の高気密でした。
表示は四捨五入により0.6cm2/m2。
それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
今回は作造の営業さん(技術のある)が
作業してくださいました。
まずは 玄関周りから。
玄関ドア下端の気密漏れと
基礎と土台の間をウレタンで
気密処理の強化。
ユニットバスまわりも
ウレタンで気密処理。
人通口まわりもしっかり気密処理しました。
これでお風呂も冷めにくく
なると思います。
この現場は床暖房の仕様。
床暖房を養生する板が敷き詰め
られています。
その板をどかして確認していくと
剛床の継ぎ手部分に気密処理が
無い箇所がありました。
そこを気密テープで気密処理。
かなりめくったので
ヘトヘトですが…。
さて、C値改善後の
気密測定の結果は...。
C値 = 0.31cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
測定結果に がんばった営業さんはひと安心。
詳細結果を指さし確認されてました。
C値改善により αA(家全体の隙間)は
105cm2 → 56cm2 と
なんと49cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)も
1.60 → 1.33 と隙間風が入りにくい値に
パワーアップ。(1に近づくほどよい)
いや ~ C値改善で
これほど改善することは珍しい。
時間をかけてがんばった甲斐がありましたね。