岐阜県羽島市福寿町で気密測定 2020/09/15

おはようございます
健太郎です。

9月15日は 岐阜県羽島市福寿町で
㈱渡辺建設 プラスホームさまの
現場の気密測定を行いました。

 

現場は2世帯住宅。
この角度からは奥行きが長い
設計に見えますね。

真横から見ると こんな感じ。
完全に2棟の物件ですね。
贅沢仕様の2世帯住宅です。

室内はゆったりとした
余裕のある設計。

それでいて筋交いも
結構入っています。

 

建ててから渡り廊下で繋げる
2世帯ではないので、間取りに
ゆとりがあり耐震性能も高そうです。

2棟を繋ぐ廊下?も
めちゃくちゃ広い。

 

見上げると極太の梁が
並んでいました。
天井高&梁見せ仕上げになりそうです。

断熱材は屋根・壁ともに
硬質ウレタンの吹付断熱。
熱伝導率は 0.026w/m・k を誇ります。

サッシは YKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りはウレタンにより
気密処理されていました。

換気システムはジェイベックの
グリーンファン。(第3種セントラル換気)
延床面積が大きいので2台設置
されていました。

さて、気になる2世帯住宅の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.34cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

玄関土間まわりの基礎と土台
の取り合い部分を気密パッキンが
埋まるようにコーキングしました。

土間部分が広いのと2世帯分なので
なかなかの作業量です。

 

コーキングを打った後はしっかり
ヘラで押さえて隙間を潰します。

それぞれの勝手口周りも
同様に処理しました。
コーキングガンを握って握って握って
握力が無くなりそうです(^^♪

続いて2階の床のホゾ穴。

 

イメージ的に漏れなさそうですが
伝い漏れすることがあります。
この現場も少し漏気していました。

1階の天井と2階の床から
ホゾ穴を塞ぎ、気密処理しました。

あとは金物まわりの
気密処理。

金物まわりは気密処理というより
ヒートブリッジ対策(結露防止)に
なるのでやった方が良いです。

 

さてさて、C値改善後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.32cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

測定結果に 渡邉社長はとても喜び
詳細結果を確認されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
114cm2 → 108cm2 と
6cm2 の隙間が埋まりました。

 

気密測定器1台の測定範囲は
約100坪が限界と言われていますが
その現場の気密性能によります。

 

この現場は気積も含めると
100坪くらいありましたが
気密性が高かったため余裕で測れました。

 

良い気密でよかった~♪
広い現場を目配せして気密処理
するのは結構大変なことなんです。

気密測定

Posted by fok-rs