石川県白山市北安田町で気密測定 2020/09/26

おはようございます
健太郎です。

9月26日は 石川県白山市北安田町で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

現場は外張りのEPSを
施工中でした。

 

ポーチの入り口がアーチ状に
施工されています。
大工さんの話ではEPSを割らないように
成形するのが大変だったようです。
プロバンス風の外観になりそうですね。

室内は明るく、筋交いが
しっかり入っている印象。

 

後に伺ったところ耐震等級3の
現場だそうです。
石川は積雪荷重を加味しなくては
いけないのでやり過ぎ仕様です(>_<)

浴室に繋がる入口も
アーチ状に成形されていました。
ベニヤを暖めながら
ゆっくり曲げるときれいに
成形できるとのこと。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープで
気密処理されていました。

この現場には引き違いサッシはなく
大型サッシは大開口スライディングを採用。
パッキンにぐっと密着する
気密性に優れたサッシです。

そのサッシから川沿いの
桜並木が見えました。
造成中ですが街並みもきれいです。

ここは床断熱の現場。
剛床のジョイント、柱の立ち上がりは
気密テープで気密処理。

最近流行り?の剛床と
壁の取り合い部分にも
気密テープが貼られていました。

ユニットバス下のスタイロフォームと
土台の取り合いはウレタンで気密処理。

スタイロフォームのジョイントと
床との取り合いはコーキング。

びっくりしたのが土台と
断熱材の取り合い部分。
ここにも気密テープが貼られていました。

 

お風呂周りで見たのは はじめてかも。
お風呂場が冷えにくくなりそうです。

そういえば玄関周りの
基礎と土台の取り合いはもちろん
土台と断熱材の取り合い部分も
気密テープが貼られていました。

 

なるほど、家の土台周りを
ぐるっと一周、気密処理したのですね。
流石です。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

気密漏れし易い
屋根と梁の取り合い部分に
ウレタンを入れてもらいました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.064cm2/m2 のウルトラ気密(0.1cm2/m2以下)でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

立ち合いされたお施主さま夫婦は
とても喜び、結果を撮影されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
9cm2(3×3cm2)。

n値(隙間特性値)は
1.14と 隙間風が入りにくい特性。

 

気密断熱を勉強されたお施主さまだったので
ドキドキでしたが大工さんの仕事に
間違いはなかったようです。

それにしても家の窓から見える
川沿いの桜並木は素敵でした。
4月になったら見に行ってみようかな~ (^^♪

気密測定

Posted by fok-rs