石川県白山市白峰で気密測定 2020/09/30

おはようございます
健太郎です。

9月30日は 石川県白山市白峰で
㈱永井工務店さまの現場の
気密測定を行いました。

玄関ドアはYKKのれん樹の
伝統和風 A11。
素敵な引き戸ですが
気密は少し心配です。

玄関ポーチの屋根は
構造材あらわし。
迫力があり頑丈そうです。

玄関土間が広~い。
写っていませんが左側に
ご家族用?の玄関土間がありました。

各部屋がゆったりとした
広めの間取り。
室内はどこも明るかったです。

びっくりしたのが浴室。
作り付けのお風呂が2つ。
何人家族?!

後に聞いた話では
お隣で旅館を経営されていて
ココが完成したらお客様に
このお風呂を利用して頂くとのこと。
納得です(^^♪

この現場はFP工法。
硬質ウレタンがとてもきれいに
収まってました。

とにかくテープの気密処理がきれい。
断熱材周りはもちろん
柱周り、桁周りもきっちり
気密テープを押さえて貼られていました。

サッシは YKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

サッシ周りはコーキングに
よる気密処理。

もうボードが貼られていて
見えませんが天井断熱は
気密シートを貼って
セルロースファイバーをブローイング。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.28cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

床に開けた電気配線の穴が
気密処理されていませんでした。
そこをコーキングで気密処理。

断熱パネルに開いた
電気配線の穴も気密処理されて
いませんでした。
そこはウレタンで気密処理。

そんな、電気配線の気密処理が
チョコチョコ忘れられていました。

ホールダウンの穴から
そこそこの気密漏れ。
ここはあるあるなので
注意してください。(結露する可能性があります)

ここはコーキングを入れ
ヘラで押し込んで気密処理。
コーキングは押さえないと
効果半減です。

 

さて、C値改善後の気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.22cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.2cm2/m2。

永井社長が悔しそうに
測定結果を撮影されていました。

 

C値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
69cm2 → 55cm2 と
14cm2 の隙間が埋まった結果でした。

ネックだったのは
やはり玄関引き戸。

 

断熱スライディングドアの
コンコード(YKK)と違い
いまひとつの気密力。(いや、いま3つ?)

 

YKKさん
伝統和風のスライディングドアを
造ってください。<m(__)m>

気密測定

Posted by fok-rs