富山県射水市南太閤山で気密測定 2021/02/22

おはようございます
健太郎です。

2月22日は 富山県射水市南太閤山で
㈱作造さまの現場の気密測定を
行いました。

リビングの南面に
大開口サッシが並んでおり

照明なしでも
とても明るい室内でした。

2階に上がるとこんな感じ。
大きな吹き抜けがある設計。

窓から見えるのは
薄っすらとした雪景色。
少し高台になっているので
四季折々の景色が望めそうです。

断熱材は屋根・壁ともに
ウレタン吹付断熱。

サッシはリクシルの
サーモスL。(アルミ複合ペアガラス)

大工さんにお願いして
サッシ周りをコーキングで
気密処理してもらいました。

それにしても掃き出し窓が
多い現場です。

勝手口も2カ所あり
気密的には少し不利ですね。

まず、測定前に怪しい箇所を
気密処理します。
玄関ドアの下端をウレタンで
気密処理。

車庫に繋がる扉の
下端と側面を
ウレタンで気密処理。

サッシ下端の隙間が
大きい箇所にもウレタンを
充填しました。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.38cm2/m2 の高気密でした。

表示は四捨五入により0.4cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

先ほど気密処理したウレタンの
隙間から少し漏気あり。
その隙間にコーキングを打ちました。

基礎と土台の取り合い部分を
コーキングで気密処理。

梁のホゾ穴部分を
ウレタンで気密処理。

間柱用のホゾ穴も
ウレタンで気密処理。

ここは基礎断熱の現場。(床下が室内扱い)
剛床が壁に半分かかっており
そこ(壁)にウレタンが吹かれています。

それでもホゾ穴や壁と床の
取り合い部分から伝い漏れする
可能性があります。

監督さん2人、営業さん、
大工さん、私の5人で
せっせと柱と床の取り合い部分に
テープを貼りました。

壁の入角も効きますので
お試しあれ。

 

それではC値改善(隙間埋め)後の
測定結果はいかに...。

C値 = 0.25cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

気密処理をがんばった監督さんは
詳細結果を確認されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
81cm2 → 54cm2 と
27cm2の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値)は
1.51 → 1.23 と隙間風が
入りにくい特性に大幅改善。

 

今回は5人でC値改善を挑みましたが
なかなかの改善結果だと思います(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs