石川県金沢市中屋南で気密測定 2021/04/15

おはようございます
健太郎です。

4月15日は石川県金沢市中屋南で
ニューハウス工業㈱さまの現場の
気密測定を行いました。

現場はきれいに清掃された
明るい室内。

2階に上がると吹き抜けに
足場が組まれていたことが
わかりました。

サッシはYKKのAPW330。
樹脂ペアガラス。

 

サッシ周りはコーキングにより
気密処理されていました。

断熱材はグラスウール(アクリアnext)。
室内側に気密シートを施工した仕様。
気密コンセントボックスも
採用されていました。

屋根の断熱材はネオマフォーム。
柱の取り合い部分は
コーキングにより気密処理。

剛床のジョイントは
気密テープにより気密処理。

柱の立ち上がりも
気密テープで気密処理。

2階の床と梁の取り合い部分も
コーキングで気密処理。

玄関ドア周り、
基礎と土台の取り合いは
コーキングと気密テープに
よる気密処理。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.29cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)
を開始します。

 

玄関ドアの下端から漏気あり。
コーキングを充填しました。

同様に勝手口の基礎との
取り合い部分からも漏気あり。
コーキングで押さえました。

ユニットバス下の
スタイロフォーム(断熱材)と
配管の取り合い部分から気密漏れ。

床から立ち上げた給水配管周り
からも気密漏れ。
両方ともコーキングで気密処理しました。

天井のネオマフォームの
コーキングが途中で切れている
部分を発見。

 

施工中に電話があったり
誰かに話しかけられたり
すると忘れガチになります。

コーキングをしっかり
入れて気密処理しました。

 

さて、C値改善後の
結果はいかに...。

C値 = 0.26cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.3cm2/m2。

気密処理を頑張った監督さんは
とても喜び、詳細を確認されていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
41cm2 → 37cm2 と
4cm2 の隙間が埋まりました。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.26 → 1.02 と隙間風が
入り難い特性に大幅改善。

グラスウール&気密シート貼り
の仕様で 0.26cm2/m2は
かなりレベルが高いです。
完成が楽しみですね(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs