石川県かほく市白尾で気密測定 2021/06/01

おはようございます
健太郎です。

6月1日は 石川県かほく市白尾で
㈱セブンワークスさまの
現場の気密測定を行いました。

大開口サッシから光が差し込む
明るい室内。

断熱材は屋根・壁ともに
セルロースファイバー。
断熱材 充填前の測定になります。

サッシはYKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは気密テープで
気密処理。
大工さんが窓周りに気密テープを
貼ってリファインされていました。

毎回、しつこく窓周りの
気密処理を載せてますが
それは重要だからです。

剛床のジョイントは
ユラソール(高性能気密テープ)で
気密処理。

ユニットバス周りの断熱材は
気密テープとユラソールに
より気密処理。

玄関回りの基礎と土台の取り合い
スタイロフォームの取り合い部分は
ユラソールで気密処理。

土台のアンカーボルトの穴は
ウレタンで埋めてから
気密テープを貼ってあります。

壁の気密は基本、
ダイライトで取ってあり
ジョイント部を気密テープで
気密処理。

これは防水シートの
タイベック ドレインラップ。
シートのしわしわが毛細管現象で
排水を促進するらしいです。

外壁にはEPSを貼る予定。
付加断熱仕様です。

玄関ドアの電子錠
インターフォンの配線を
ウレタンで気密処理。

さて、気になる気密測定の
結果はいかに...。

C値 = 0.12cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

それではC値改善(隙間埋め作業)を
開始します。

 

玄関ドア下端に
微細な漏気を感じたため
ウレタンを注入し…

モルタル部分にユラソールを
施工して気密処理。

大工さんが玄関土間の入隅を
ユラソールで押さえました。

スリーブまわりに
ウレタンを追加。

天井から下ろされた電気配線に
一部気密処理がない箇所発見。
気密テープで押さえました。

ふと、気密コンセントボックスが
目にとまりました。

電気配線の気密処理を
ボックス内部でなく
外側でやっているのがいいですね。

 

さてさて、気になる
C値改善後の結果は...。

C値 = 0.11cm2/m2 の超高気密でした。

表示は四捨五入により0.1cm2/m2。

気密処理を頑張った七山社長は
「完成で結果を出したい」と
意気込みを語られていました。

 

今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
12cm2 → 11cm2と
1cm2 改善。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.21 → 1.02 と隙間風が入りにくい
特性に大幅改善。

たった1cm2の改善に
2時間近くかかりましたが
隙間の質は大きく変わったようです。
完成気密が楽しみです(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs