黄色い侵略者?
稜です。
久々の雑記です。
この間まで汗をかくほど
暑かったのが噓のように、
肌寒さを感じる今日この頃。
道路沿いに並ぶイチョウの木。
いつの間にか紅葉して
黄色く染まり始めた葉が、
秋を知らせてくれました。
そうそう、黄色といえば
最近こんな植物を至る所で見かけます。
山道に、川沿いに、街の中にまで、
行く先々でとにかくたくさん生えてます。
ちょっと気味が悪いぐらいに。
なんだこれは?と疑問に思い、
少し調べてみる。
どうやらこの植物、
『セイタカアワダチソウ』
というらしい。
北アメリカ原産の外来種。
高さ1~3mほどにまで成長し、
一株から最大約50,000個ほどの
種子を辺りにバラ撒くんだとか。
その上、根と茎から他の植物の
成長を妨げるアレロパシーという
物質を出しているため、
在来の植物が見えなくなるほどに
大繁殖してしまっているそうです。
数年前まではこんなに生えて
いなかったように思うのですが…
気にしてなかっただけなのかな?
幸い花粉症やアレルギーの原因とは
ならないようですし、
咲かせる花も黄色くて可愛らしいのですが、
これだけ辺り一面覆いつくすような
光景を見てしまうと
あまりいい気持ちにはなりませんね。
黄色く可愛らしい姿とは裏腹に、
環境を破壊してしまうほどの
恐ろしい繫殖力を持った外来植物、
『セイタカアワダチソウ』。
日本中がこの黄色い侵略者に
支配される日がいつか来てしまう…
のかも知れませんね。