石川県小松市丸の内で気密測定 2021/08/25

おはようございます
健太郎です。

8月25日は 石川県小松市丸の内で
㈱コンセプト建築設計さまの
現場の気密測定を行いました。

現場は2階リビングの設計。
勾配天井&天井高の
開放的な空間です。

お風呂は2階に付く模様。

それではチェックしていきます。

サッシはリクシルのエルスターX。
樹脂トリプルガラス。

サッシ周りは
コーキングを入れてから
気密テープを貼った
ダブルの気密処理。

断熱材は屋根・壁ともに
アイシネンのウレタン吹付断熱。

 

梁、柱、間柱の取り合いに
気密テープを貼られていました。

外壁はフェノバボードを貼った
付加断熱の仕様。

部屋の入隅には
コーキングが充填され

壁と床の取り合いには
ウレタンが充填されていました。

 

ここは気密に有効なので
おススメです。

剛床のジョイントは気密テープ。
柱周りはコーキングにより
気密処理。

ここは玄関土間まわり。
モルタルがきれいに
施工されていました。

基礎の気密パッキンの取り合いに
コーキング入れてから
ブチルテープで気密処理。

 

ちなみにこの現場、
コーキングを40本以上
気密処理に使っています。

さて、測定前に
気密漏れを確認します。

玄関ドアの段ボールの養生が
噛んでいたので折りたたみました。

それでも少し
ドアの下端から気密漏れが…。

ドアのパッキンを
手で起こして癖を取ります。

漏気が酷い場合はパッキンの
下にスポンジ等を入れて
当たりを良くしましょう。

ドアラッチを調整して
密閉度を上げました。

 

あまり、強く調整すると
電子ロックが掛かりにくく
なるので注意です。

さて、大工さんの気合が入ったこの現場。
気になる気密測定の
結果はいかに...。

でました。

C値 = 0.0cm2/m2 !!! (0.05cm2/m2未満)

 

正確には…

C値 = 0.045cm2/m2 のウルトラ気密でした。

測定に立ち合いされた
お施主さま夫婦はとても喜び
測定結果を確認されていました。

 

αA(家全体の隙間面積)は
7cm2(3.5×2cm)。

 

n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.20とレベルが高い。

開放的な2階リビングの現場。
めちゃくちゃ暖かい家に
なりそうですね(^^♪

気密測定

Posted by fok-rs