石川県金沢市で気密測定 2024/04/10
おはようございます
健太郎です。
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4月10日は 石川県金沢市で
㈱アーツデザインさまの現場の
気密測定を行いました。
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軒の深い設計。
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ここはパネル工法の現場です。
屋根・壁・床の断熱材は
ネオマフォーム。
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柱と柱の間に パネルが収まるかたち。
気密は 柱とパネルの取り合いを
気密テープで 気密処理(内側と外側)。
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屋根の気密は 梁と断熱の
取り合いを 気密テープと
コーキングにより気密処理。
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断熱材を受けるピン(金物)の
上にも気密テープが貼られていました。
ピンと断熱材の隙間から漏気することを
分かられている大工さんです。
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サッシは YKKのAPW430。
樹脂トリプルガラス。
サッシ周りはウレタンにより
気密処理。
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測定前にチェック。
床から生えた給湯管の
周りが気密処理されていませんでした。
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壁際の配管も同様。
配管のまわりのウレタンを
充填しました。
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玄関土間の基礎と土台の
取り合いから漏気あり。
ウレタンを充填しました。
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それでは 測定します。
気になる気密測定の結果は ...。
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C値 = 0.25cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
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C値改善(隙間埋め作業)を
開始します。
柱&筋交いまわり
から漏気あり。
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隙間にウレタンを
充填しました。
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ここはユニットバス下の断熱の取り合い。
人通口上部の気密処理が甘かった模様。
ウレタンを充填しました。
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ここは2階の一画。
この下は 玄関ポーチになります。
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2階の床下が外扱いだと
漏気し易いです。
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玄関ポーチエリアから
伝い漏れさせないように
気密テープを施工しました。
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柱と床の取り合いの
切り欠きにウレタンを充填。
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筋交いまわりにも
ウレタンを入れました。
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最後は 屋根の断熱の
取り合いを攻めます。
コーキングの打ち忘れは
もちろん …
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コーキング切れを
リカバーします。
見えますか?
梁とコーキングの隙間が…。
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コーキング切れを探すのは
なかなか至難の業。
かなり近接しないととわからない。
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コーキング切れだけを攻めるのではなく
コーキングが細く、切れそうな予備軍も
追いコーキングすることに。
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小一時間くらい経ったしょうか。
ずっと上を向いた作業なので
首がヤバいです。
それでは再測定します。
気になるC値改善後の結果は ...。
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C値 = 0.19cm2/m2 の超高気密でした。
表示は四捨五入により0.2cm2/m2。
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C値改善を頑張られた監督さんは
測定結果に安堵されていました。
今回のC値改善により
αA(家全体の隙間面積)は
25cm2 → 19cm2 と
6cm2 の隙間が埋まりました。
n値(隙間特性値 範囲1~2)は
1.38 → 1.22 と隙間風が入り難い
特性に大きく改善。
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今回は屋根の気密処理が
キーだったと思います。
既にコーキングが打ってあると
見た目に騙され易く
コーキング切れを探すのは困難です。
それよりも、疑わしいモノを
ローラー作戦で攻めた方が
効果ありです(^^♪