富山県富山市婦中町で気密測定 2021/11/24
稜です。
11月24日は富山県富山市婦中町で
㈱ジュープラスさまの現場の
気密測定を行いました。
中に上がります。
壁の断熱材はセルロースファイバー。
気密シート貼りの仕様です。
屋根の断熱材はフェノールフォーム。
取り合いがコーキングと
粘着力の強いテープの『ユラソール』
で気密処理されていますね。
サッシはYKK APW330。
樹脂ペアガラスです。
チェックしていきます。
サッシ周りはテープで
気密処理されています。
隅のところをコーキングで
押さえてあるのは、
テープの浮き対策にもなって
とても良いですね。
一階天井と胴差し付近が
綺麗にコーキングで
気密処理してあります。
伝い漏れが怖いところなので
気を付けましょう。
スリーブの貫通部はテープで
気密処理されています。
浮き防止のコーキングも
してありますね。
給湯給水配管の基礎貫通部。
隙間を作らないように
コーキングが打たれていますね。
こちらの給水配管は…?
気密処理されているか
分かりづらいですね。
とりあえず一度保留にして
測定をしてみることに。
気になる結果は…
C値=0.32cm2/m2の超高気密です。
表示は四捨五入により0.3cm2/m2。
C値改善作業(隙間埋め)
をはじめます。
数値を見るにやっぱり
スカスカだったようです。
大工さんにコーキングで綺麗に
気密処理していただきました。
天井の断熱材の付近から
漏気を感じる箇所が
いくつかありました。
狭かったりしていて
難しい場所でしたが、
綺麗に気密処理して下さいました。
それでは再度測定に移ります。
結果は…
C値=0.10cm2/m2の超高気密です。
αA (家全体の隙間面積)が
37cm2 → 12cm2
n値 (隙間特性値 範囲1~2)が
1.89 → 1.22
と改善されました。
この結果に、
監督さんは満足されたご様子でした。
一緒に隙間探しをしていた
大工さんや監督さんが、
改善した数値を見て喜んでいると
気持ちが良くなりますね。
もっと喜んでいただけるよう、
頑張っていきます。